2020年11月26日
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久々のLinux、初Ubuntuの感想

Written By: 川俣 晶連絡先

 .NET5アプリを走らせるために、仮想マシンにUbuntu 20.4を入れたのでその感想を。

 Linuxのインストールは数年ぶり。Ubuntuを使うのは初めてです、

 Ubuntuを使用した理由はHyper-Vのクイック作成メニューに名前が出て来たからです。

プラスの感想 §

  • Hyper-Vのクイック作成を使ったら勝手にダウンロードが始まって何も設定せずにインストールが完了した。(Ubuntu起動後の設定はあったが)
  • Sambaでいきなり、Windowsサーバに接続できた
  • 取りあえず.NET5の試用はできた

マイナスの感想 §

  • 細かいところでいちいち立ち止まって調べねばならない。Windowsなら少なくともガイドが出てくる
  • ググっても画面が違っていたり、そのディレクトリはなかったり、操作してもエラーになったり、イマイチあてにならなかった
  • キーボードの種類が細かすぎて素人はまず選べない
  • シャットダウンが電源を切るとは初見で分からない
  • カタカナで"ドキュメント"などというフォルダを作られてもコマンドライン操作で死ぬだけ
  • 最小化したウィンドウがどこに行ったのか分からない (ALT+TABで戻って来たが)
  • 結局、Sambaをどこでどう設定するのかわからなかった
  • 使えるWebブラウザ、Firefoxしかないの?
  • sambaで接続する接続文字列がぜんぜん分からずググった
  • コマンドラインからcdするsambaのシェアのパスが良く分からなかった。フォルダ表示から直接ターミナルを起動して納得した
  • 取りあえず.NET5の試用はできたが、時間が掛かりすぎだった

全般的な感想 §

  • UNIX互換OSと出来の悪いパチWindowsが同居していて、見通しが凄く悪い
  • 古いUNIX/Linuxの知識が訳に立たない
  • ドキュメントは沢山あるけどあるだけ

 これは詳しい人の人脈がないと使えないな……。

 機能は多いし、それは動くのだろうが、動かし方の動線がない。