感想・「映画ドラえもん のび太の宇宙英雄記（スペースヒーローズ）」

「これは面白い。新ドラでトップクラスの面白さではないだろうか」

「どう面白いの?」

「ニセのヒーローという呪縛が最後まで付いて回る。クレヨンしんちゃん映画でいえば、嵐を呼ぶジャングルに相当する。物語のポイントは、ヒーロー役の俳優でしかなかった者達が本物になるまでを描く」

「それだけ?」

「いや、最初から最後まできちんと緊張感が持続して腰砕けにならないのは偉い。テーマを貫徹できている。長さも無駄に長くない」

「意外とそうなってないドラ映画も多いってことだね」