2021年06月08日
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超光戦士シャンゼリオン 第10話サバじゃねぇ!、第33話サバじゃねぇ! 2感想

Written By: トーノZERO連絡先

 超光戦士シャンゼリオンはおそらく一番好きだったトクサツなのだが、【サバじゃねぇ!】【サバじゃねぇ! 2】が存在するという情報を見て、咄嗟に思い出せなかった。

 だが、TTFCでシャンゼ全話が見られたので、【第10話サバじゃねぇ!】【第33話サバじゃねぇ! 2】を見てみた。

 まあ結論から言えば、印象がないのも当然で、この2つのエピソード間には【サバ】以外に関連する要素は全くなかった。

 【サバじゃねぇ! 2】は【サバじゃねぇ!】の続編ではなかったのだ。

 簡単に言えば、【サバじゃねぇ!】は【翻訳伝言ゲームでシャンバイザーの代わりにサバが渡される】という話で、【サバじゃねぇ! 2】は【魚屋に化けた敵モンスターがザ・ブレイダーと間違われる】という話である。本当にサバ以外に何の関係もない。

 が、どちらも面白くて面白くて見ていて眠くならなかった。

 やはりシャンゼは凄い。

 以下は個別の感想。

第10話サバじゃねぇ! §

 全編翻訳伝言ゲームのギャグ作品。複数の通訳を通じて意思疎通する話。

 始まりはお姫様が掠われて、お姫様を巡る話かと思いきや全く違う。

 いちいち複数の通訳を通してかったるい話かと思ったが、実際は緊迫感のあるシーンでいちいち通訳の伝言ゲームが始まるという面白い内容だった。

第33話サバじゃねぇ! 2 §

 例によって有名なザ・ブレイダーのエピソード。

 延々と意味の分からない説明がナレーションで続き、最後に「そして記憶を失うのだ」で終わる。

 ザ・ブレイダー最高だよ。

 変身したことを覚えていない本人がもっともザ・ブレイダー大好きという凄い作品。

 バージョンアップ!

第40話サハじゃねえ! §

 どうせだから、放送が続いていた場合のエピソードを考えて見た。

 鉄道模型マニアの怪人がNゲージの103系電車を集めている。(趣味としては箸袋マニアの怪人と大差ない)

 「あと1両サハだけあれば編成が揃う! そうすれば悪さはやめる!」

 「サハってなんだ」

 「モーターもパンタも運転台もない車両だ」

 それを聞いた暁はサハを買いに行く。

 「ほら、買ってきたきたぞ。モーターもパンタも運転台もない電車」

 「それはモハ102だ。サハじゃねえ!」

 「えっ? 違うの?」

 「実物は台車の内側にモーターがあるんだ。床下機器だってギシギシだろうが!」

 怒りの怪人パワーにピンチになるシャンゼリオン。

 だが、人間のマニアからの「それ、そもそもモハ102ですらなくモハ101」という突っ込みを受けて怪人自爆。

 「どこが違うのか分かるか?」

 「さあ」というオチがついて終わる。