「TSUTAYA DISCASでそのうちに見ようと思っていたが、TTFCにあったのでTSUTAYA DISCASのリストから外してTTFCで見た」
「それでどうだった?」
「うん。思ったことが2つある」
「1つめはなんだい?」
「やはり東映特撮は伝統的に人間が主役。東宝特撮は怪獣が主役になっちゃう」
「どこにその差があるんだい?」
「うん。実は東宝特撮は怪獣に名前があってキャラクター性がある。ところが、この映画の半魚人は集団で存在して一人一人には名前がない。その他大勢として倒されていく」
「なるほど、怪獣の扱いが違うわけだね」
「そう」
「で、2つめは?」
「これ、子供の頃に見たことがあるかも知れない。主人公とヒロインが改造されて皮膚がおかしくなってキャーという展開は何となくぼんやりと記憶にある」
「えー」
「でも、ほとんと忘れていたからね。どこまで事実か分からない」
「SFっぽいタイトルの映画をテレビで全部見てた頃だね?」
「そもそも記憶がないので、それも良く分からない」