「凄く感心したぞ」
「どこが良かった?」
「明日菜、本屋、夕映のネギま!時代のヒロイン格が切り捨てられる描写があったのは良かった。大切なものの使い方をよく分かっている。キャラクターは物語を盛り上げるためには倒されることもある。どんな大切なキャラクターでもだ。それに、見せ場という意味もある。不死殺しを返したという理屈も良かった。味方を苦しめた理屈が敵に返るわけだ」
「それだけ?」
「真祖の兵器ね。倒せたものはあるが僅かというのは良かった。手も足も出ないと面白くない。戦う手段はあるが勝てないぐらいの方が先が見通せなくて面白い」
「なるほど」
「あと、ネットを取り戻すということで、一空三太の戦いになって終わるのも良かったね」