2021年10月27日
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感想・映画「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」

Written By: トーノZERO連絡先

「TSUTAYA TVに今月末で失効するポイントがあったので、それに少し足して見た」

「どうだった?」

「今どきのガンダムとしては完成度が高かったと思うよ」

「具体的には?」

「物語の組み立てが学芸会ではなかった。演出のレベルも高かった」

「それはどういう意味?」

「ほぼハサウェイ、ギギ、ケネスの3人を軸に物語が進行していて登場人物がとても整理されている。数は多いがほとんど遠景に引っ込んでいる」

「なるほど」

「しかも、ほとんどハサウェイ視点で物語が進行して分かりやすい」

「ふむふむ。演出というのは?」

「たとえば、ちゃんと視線のコントロールができている」

「見ている向きの変化で何かを語っているわけだね」

「マフティの正義の問題点もちゃんと赤裸々に語られているしね」

$$1 オマケ

「しかし、従来型のガンダムマニアには厳しいだろう、とも思う。レベルが高すぎるんだよ」

「君は高い方がいいんだろう?」

「普通のガンダムは見なくて良いものだからね」

「ふむふむ」

「でも、人間ドラマという意味でのファーストガンダムの後継者がここにあったという感じではなかろうか」