2022年01月16日
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感想・映画「仮面ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事 スーパーヒーロー大戦Z (2回目)」

Written By: トーノZERO連絡先

「なぜ見たの?」

「実は「スーパーヒーロー大戦Zでの一条寺烈の振る舞い」以上に皆さんが制作陣に対して「絶対に許せねえ!」って思った事例あります?という意見を見かけたが、そこまで悪かった印象がなかったので確認のために見たかった」

「一条寺烈って誰?」

「初代ギャバン、この映画で言うと主人公の2代目ギャバンの上司」

「ふむふむ。で、どんな態度だった?」

「硬直的でダメな上司。最期に地球を破壊する兵器を発射してラスボスを覚醒させてしまう大失態までおかした」

「でも、君は気にならなかったのだね?」

「そうだ」

「改めて見てどうだった?」

「やはり、気にはならなかったよ」

「どうして?」

「スーパーヒーローらしい態度ではなかったが、中間管理職らしい態度ではあったからさ。それに物語的には間違った言動にはなっていない。物語的に、彼に与えられた役割は主人公でもヒーローでもないんだ」

「ふむふむ」

「まあ、かつてのヒーローにそんな役割を押しつけて良いのかという議論はあり得るが、そこを除外して考えればこれはこれで良いと思う」

映画としては §

「で、映画としては面白かった?」

「面白かったぞ」

「どこが良かった?」

「スペースイカデビルのイカのダジャレ」

「前回と違うところでは?」

「基本的に巨大戦力を持っているのは宇宙刑事、ライダー、戦隊の中では戦隊だけなので、キョウリュウジャーがロボを出して戦うのは納得した。まあ宇宙刑事は巨大戦力と言えるか微妙だが」

「他には?」

「実は、前回見た時よりも、ライダー戦隊メタルヒーローの知識が増えているので、分かることが増えたと思う」

オマケ §

「この映画で、完全に戦隊ライダーメタルヒーローの世界観が合成されてしまった」

「それどころか、イナズマンもキョーダインも」

「そういえば、東映不思議コメディーシリーズで共演しているのはポワトリンだけか?」

「どうだろう?」

「この映画ではないが少年ライダー隊が共演できるなら覇悪怒組とか魔隣組も共演できるだろう」

「えー」