2022年02月12日
トーノZERO映画感想 total 476 count

感想・映画「アーヤと魔女(2回目)」

Written By: トーノZERO連絡先

「というわけで、アーヤと魔女(2回目)である」

「なぜ見たの?」

「まあジブリだし。でも、コロナ禍で恐いから劇場には行けなかった。なので初レンタル」

「何が見たかったの?」

「中途半端に終わったNHK放送版の続きがあるのかってこと」

「それが1回目だったというわけだね」

「そう。1回目だった」

「それで見てどうだった?」

「同じ終わりだった。これで本当に終わりらしい」

「えー」

「あと、けっこう話を知った上で見るのはきつかった。実はあまり爽快感がない。善人もほとんどいない。主人公は人を操るタイプの少女で、実はそんなに善人でもない」

「欧米的な意味での魔女だね」

「実は、そもそも魔女とロックシンガーがどちらも既に非日常なので、話のイメージが捕まえにくい」

「企画に難あり?」

「NHKやジブリのカラーとは合わない、もっとドロドロした話だなこれは。本来なら。これは長くつ下のピッピ的な話ではない。名劇的ではないというか」