「これは出来の良い超面白い映画ではないだろうか。95点」
「どれぐらい良くできている?」
「邦画の平均水準ははるかに超えている。ちゃんと映画らしい映画になっている」
「どこが良かった?」
「しんちゃんたち全員がそれぞれ個性的なキャラクターと絡む独自の物語を語りつつ、それが最後に一本に結ばれる。しんちゃんたちが引き寄せられるチアリーダーすら、ちゃんと伏線として機能していて、クライマックスで再登場する」
「バラバラに見えた雑多な要素が、最後に一つにまとまるわけだね」
「焼きそばパンすらきちんと機能している。それから、最後まで犯人の正体が分からない。というかミスリードさせる構成になっている。謎解きものとして良くできているよ」