2022年09月29日
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帝都電鉄の和泉変電所が存在した理由

Written By: 川俣 晶連絡先

 井の頭線の前身、帝都電鉄には、永福町と明大前の間に、神田川の近く和泉変電所がありました。

 ここにあった理由は以下のようなことかと思っていました。

  • 山手急行線(環状線)にも給電できる
  • 川沿いで湿っている(アースに有利)
  • 井の頭線の中間ぐらいで全線への給電に有利

 しかし、【小田急二十五年史】で別の理由があるこが分かりました。

 東京電灯(現東電)の和田堀変電所から受電するためです。

 神田川沿いに少し線を引っ張れば和田堀変電所です。

 とても納得する理由です。

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