クレヨンしんちゃん、またずれ荘編には、いろいろな人物が登場しますが、最も野原一家と馴染んでいるといえば、浪人生の四郎(よんろう)くんでしょう。彼の部屋は野原一家の部屋の隣。そして、あろうことは壁に穴が空いてしまっています。これは大家に気付かれるわけには行きません。ですが、何しろ勉強机の目の前にある穴ですから、四郎くんがここから野原一家を覗くこともめずらしくありません。ふと気付くと穴から顔を出して野原家のテレビを一緒に見ていることもあります。よく、食事ももらいます。
そんな四郎くんに親切にする野原一家には隠された野望がありました。四郎くんが東大合格の暁には、たっぷりと恩返しをしてもらおうと。
まさか、そんな思惑があるとは気付かない四郎くん。野原一家に勇気づけられて、東大の合格発表を見に行きます。
合格した番号を貼りだした掲示板の前で足がすくんで動けない四郎くん。そこに、「あとからついてきた」というしんちゃんが登場。
あれ? しんちゃんのような子供が、どうやって埼玉から本郷まで来たのだろう?
そんな疑問がふと過ぎりますが、まあしんちゃんですから、どんな手段を使ったか分かりません。
そして、四郎くんはついに番号を発見します。なんと合格したではありませんか!
その夜は野原一家で合格記念パーティーです。寿司を前に、四郎くんにビールが振る舞われます。
しかし……。
四郎くんが合格したのは、単に「東」の字が付く近所の大学であることが明らかになったのです。いきなり、パーティーのおひらきを宣言する野原夫妻と、なぜ冷たくされるか分からない四郎くん。
と~のは、地元の3流?大学でも合格にこぎ着けた四郎くんを応援しています。
ご注意: このコンテンツは、「バーチャルネットライター と~のZERO歳」と呼ばれるサイトに書き込まれた内容を変換して、本サイトに転送したものです。このコンテンツの内容は、「と~のZERO歳」という仮想人格が書いたものという設定であり、謎のアニメ感想家トーノ・ゼロと限りなく近いものの、必ずしも同一人格ではないことをお断りしておきます。