2002年04月04日
トーノZEROアニメ感想.hack//SIGN total 1991 count

ネットワークRPGの世界をまともに描いた初のアニメか?

Written By: トーノZERO連絡先

 コンピュータゲーム内の冒険を題材にした作品はいくらでもありますが、実際に納得のいくモノはそれほど多くはありません。

 特に最悪なのは、洋画のMatrixの存在と、それに影響を受けた作品群といえます。つまり、仮想世界は全て虚構なのだから思い込めば何でもできるという世界観です。

 しかし、実際のネットワークゲームを見れば明らかですが、何でもできたらそれは世界の破綻を意味します。

 その意味で、仮想世界の中でも不自由はいくらでもあり、それと向き合うと言うことが、仮想世界を生きるということに他なりません。

 その意味で、この作品は腐ったMatrixの呪縛から解き放たれ、本当にあるべき仮想世界の物語を語る第1歩であると言えるでしょう。

 おそらく、キーパーソンは脚本の伊藤和典氏でしょう。氏は、Avalonの脚本も書いてますので、本質的なところが良く分かっているのだと思います。

 と~のは、伊藤和典さんを応援しています。


ご注意: このコンテンツは、「バーチャルネットライター と~のZERO歳」と呼ばれるサイトに書き込まれた内容を変換して、本サイトに転送したものです。このコンテンツの内容は、「と~のZERO歳」という仮想人格が書いたものという設定であり、謎のアニメ感想家トーノ・ゼロと限りなく近いものの、必ずしも同一人格ではないことをお断りしておきます。