今日は、敗北して現役引退する老野良犬リョウマのその後を描くエピソードと言えますが。実際、単なる「犬が可愛い」アニメとして、ハム太郎路線を目指すことも可能であったと思われるのに、あえてそうではなく、老犬の醜態を、子供犬フレディーの視点から見るという人生の奥行きに迫ろうかという内容を選んでいるあたり、なかなか見所があります。
しかし、そういう尖った路線を選ぶことは諸刃であって、子供の視聴者がついてこられない可能性もあります。
それでも、この作品が持つ「大きな可能性」について、と~のは注目したいと思うのです。
とりあえず、関修一キャラクターデザインのアニメが見られるだけでも名劇系アニメのファンには美味しいと思うし、その他にもマニアックな見所はいろいろあると思います。
と~のは、こんな面白いアニメを監督している斎藤博さんを応援しています。
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