昨日のSEED。
とうとう、重大な選択の時が来たという感じでしょうか?
最初から、いきなり歌姫が「何と戦わねばならないのか、戦争は難しいですわね」などという台詞を言います。つまり、真の敵は敵ではないということでしょうか。それを聞いて、難しい顔をするアスランが良いですね。いろいろ裏がありそうです。
そのあと、搭載艇?が戦艦を出るシーンのハッチの開き方が良いと思いました。
艦隊との合流で、後ろ向きのアークエンジェルというのも新鮮な描写かもしれません。単に後ろ向きになるシーンは何回もありましたが。
力があろうと、私たちには志願を強制することはできないでしょう?とキラの力を認めつつも、まっとうな職業軍人的な台詞が聞けたのはよいですね。けして、キラは戦うことを強制されていません。
そして、キラに頭を下げる女艦長。この態度が良いですね。この艦長のキャラクターというものでしょう。
艦内に入って減速噴射して、上方噴射で下に降りるランチ?。ちょっとしたこだわりですね。
降りてきた将軍に無視されるナタリー。これが、ナタリーの屈折した心理を加速させる?
艦隊はだいぶ降りていますからね、という台詞は、艦隊が低い高さの軌道に降りているということでしょうか? 背景の地球が大きく描かれていることと、あわせて筋が通っている?
両親を人質にしてキラを戦わせることを提案するナタリーと、それに怒る提督。非常識な提案を取り上げたりしない常識のある描写が良いですね。それだけの常識があっても悲劇は起こるのですね。
向きが一致しない艦が並んで浮かんでいるシーンが良い感じでしたね。
搬入される大気圏用の機体、というのも、ちゃんとそのように見えますね。
提督が「利権絡みで役にもたたんことばかりに予算をつぎ込む」と怒っているのも、彼らの置かれた状況をよく表現していますね。
更に、民間人が戦えば犯罪。だから、書類上、志願兵ということにした、という話も、よく考えられた設定ですね。こういう書類上のこと、というのはよくあることです。更に、若者達が軍に残ることが、志願ではなく、現状維持という状況になるため、心理的なハードルが下がります。
提督がキラに「君がいれば勝てるものでもない、戦争はな」というのは、ファーストガンダムでのウッディの台詞に似ていますが、意味は全く違いますね。ここでは、キラを戦いに巻き込むような方向で作用しているかもしれません。
世界は依然として戦争のまま、というフレイの台詞にまんまと乗せられて、軍に残ることを決意してしまう若者達。フレイは魔女でしょうか?
キラはといえば、守ってくれてありがとう、と女の子が差し出す折り紙に心をやられてしまいます。この女の子、渡したあとで素早く母親に飛んでいく心理描写がいいですね。女の子が年上の男の子に抱く心理でしょうか?
発進時に敵艦から延びるカタパルト、これがさりげなく良かったですね。
制服を着るフレイも、ちょっと良い感じでしたね。
負傷したまま出撃するイザーク。前回、書き忘れましたが、撃墜されていないが、負傷したことで悲鳴を上げるシーンは非常に良かったですね。ある意味、死ぬより厳しいかもしれません。
そして、最後に絞り出すように「行ってください」とランチを行かせて、残るキラ。運命のイタズラというべきか、これでキラも本格的に戦争に巻き込まれていくことになりますね。
と~のは、信頼できる親分のような提督がいる女艦長を応援しています。この上司がいてこそ、ああいう態度がとれるわけですね。
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