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今日は一之江名主屋敷に行ってきました。
前回は入れませんでしたが、今回は入れました。
結論から言えば、この手の施設の中でも特に意義深い面白いものだと感じまし
た。その理由は、
1) 移築ではなく、まさにこの場所にあるもの
門から建物の配置など、使用されたままの状態なので、施設全体の使われ方を
見て取ることができます。つまみ食い的に移築した施設とは違います。
2) まだ実際に使われている
所有者とその関係者が、まだ実際に使う施設であるという意味で、まだ現役の
施設でもあります。過去の遺物ではないということです。
最初は、この施設に金持ちが貧乏人を見下しているような印象もあったのです
が、現物を見るとそれが間違いであることが分かりました。けして贅沢ではない
実務的な施設です。確かに、ちょっとした池のある庭があったりしますが、華美
な感じではありません。それよりも、名主の仕事の実務的なシステムが感じられ
て、良い印象でした。
もっとも、実務的なシステムの知識は、たまたまそこにいて管理などをしてい
るオジサンが親切丁寧に付きっきりで解説してくれたことに負うところが大きい
のですが。たまたま、その時に見学者が私一人だった幸運ですね。
それはさておき、これは良い施設です。特に見学する価値がある施設だと思い
ました。