今日のSEED。
前回と合わせて、ストーリーの転換点かもしれません。
今回は、コーディネーターの抱える隠された問題点が明らかにされましたね。
さて、内容はというと。
婚約者を訪問するアスランを出迎えるのは、盛大に飛び回るハロの大群。テーブルから出てくるペン。この、ペンが出てくる構造が面白いですね。こういう小物をよく考えているのが、凄いと思います。そして、ペンでハロに髭を描くラクス嬢。まるでホワイトドール?
自分が作ったトリーをキラが大事にしていると知って驚くアスラン。友達をますます憎みきれなくなりますね。
テレビオフ、という音声コマンドで消えるテレビ。音声コマンドのテレビの直後に、古風なグランドピアノ。その美しい音色というギャップを見せる演出が良いです。
そして、ついに明かされる真実。行き詰まっているコーディネーター。第3世代の出生率は下がる一方。コーディネーターは優秀な理想の人類などではない?
アスランとラクスの父親の間の根深い対立。苦痛にのたうち薬を飲むクルーゼ隊長。敵陣営の中にも、これほど様々なものがあるわけですね。
ラクス嬢の家から車を走らせて帰るアスランのシーンが妙に良い感じに出来ていますね。
ちゃんと罰を受けて営倉入りのサイ。それを気に掛けるキラと、更にそれの後をこっそり付いていくフレイ。この気を使う人間関係の多重層がとても良いですね。みんな、けして悪人でもなく誰かを気にしているのに、人間関係は上手く行きません。
「支配者の手は気まぐれだ。何百年、それに泣いてきたと思う」そう言うレジスタンスの親分。その言葉の重みは、無理な戦いを止めることなどできない重みですね。
格納庫に置かれたシミュレータ。ちょっとゲーセン気分ですが、シミュレータである以上、ゲームとは違うでしょうね。
ベッドの上での格闘。迫るフレイに拒絶するキラ。フレイの中に、サイへの愛を嗅ぎ取るあたり、さすがキラはコーディネーターですね。
しかし、これが彼らの心を傷つけていくのは間違いないでしょうね。それが青春だというのは綺麗事でしょうね。
そして、最後に、互いに苦悩するキラとアスラン。そこにEDのイントロが掛かるのか良いですね。上手い演出です。
と~のは、意味ありげに戦闘機を見上げるカガリちゃんを応援しています。彼女がパイロットになって、キラの相棒になったりするのでしょうか?
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