2003年02月15日
トーノZEROアニメ感想機動戦士ガンダムSEEDtotal 1976 count

コーディネーターは、けして理想の優れた人類ではないというのなら、人類の未来はどこにあるのか!?

Written By: トーノZERO連絡先

 今日のSEED。

 前回と合わせて、ストーリーの転換点かもしれません。

 今回は、コーディネーターの抱える隠された問題点が明らかにされましたね。

 さて、内容はというと。

 婚約者を訪問するアスランを出迎えるのは、盛大に飛び回るハロの大群。テーブルから出てくるペン。この、ペンが出てくる構造が面白いですね。こういう小物をよく考えているのが、凄いと思います。そして、ペンでハロに髭を描くラクス嬢。まるでホワイトドール?

 自分が作ったトリーをキラが大事にしていると知って驚くアスラン。友達をますます憎みきれなくなりますね。

 テレビオフ、という音声コマンドで消えるテレビ。音声コマンドのテレビの直後に、古風なグランドピアノ。その美しい音色というギャップを見せる演出が良いです。

 そして、ついに明かされる真実。行き詰まっているコーディネーター。第3世代の出生率は下がる一方。コーディネーターは優秀な理想の人類などではない?

 アスランとラクスの父親の間の根深い対立。苦痛にのたうち薬を飲むクルーゼ隊長。敵陣営の中にも、これほど様々なものがあるわけですね。

 ラクス嬢の家から車を走らせて帰るアスランのシーンが妙に良い感じに出来ていますね。

 ちゃんと罰を受けて営倉入りのサイ。それを気に掛けるキラと、更にそれの後をこっそり付いていくフレイ。この気を使う人間関係の多重層がとても良いですね。みんな、けして悪人でもなく誰かを気にしているのに、人間関係は上手く行きません。

 「支配者の手は気まぐれだ。何百年、それに泣いてきたと思う」そう言うレジスタンスの親分。その言葉の重みは、無理な戦いを止めることなどできない重みですね。

 格納庫に置かれたシミュレータ。ちょっとゲーセン気分ですが、シミュレータである以上、ゲームとは違うでしょうね。

 ベッドの上での格闘。迫るフレイに拒絶するキラ。フレイの中に、サイへの愛を嗅ぎ取るあたり、さすがキラはコーディネーターですね。

 しかし、これが彼らの心を傷つけていくのは間違いないでしょうね。それが青春だというのは綺麗事でしょうね。

 そして、最後に、互いに苦悩するキラとアスラン。そこにEDのイントロが掛かるのか良いですね。上手い演出です。

 と~のは、意味ありげに戦闘機を見上げるカガリちゃんを応援しています。彼女がパイロットになって、キラの相棒になったりするのでしょうか?


ご注意: このコンテンツは、「バーチャルネットライター と~のZERO歳」と呼ばれるサイトに書き込まれた内容を変換して、本サイトに転送したものです。このコンテンツの内容は、「と~のZERO歳」という仮想人格が書いたものという設定であり、謎のアニメ感想家トーノ・ゼロと限りなく近いものの、必ずしも同一人格ではないことをお断りしておきます。

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