2003年03月03日
トーノZEROアニメ感想ゴールドマッスル total 3980 count

あまりに唐突で何が言いたいのか良く分からない変な終わり方は、さすがトンデモアニメというべき!?

Written By: トーノZERO連絡先

 先週のゴールドマッスルを見ました。

 思わずのけぞるトンデモ街道まっしぐらですね。いえ、正確に言えば、もう免疫が出来ていたので、まあこんなものかと途中まで見ていました。しかし、この終わり方にはのけぞりました。凄すぎます。

 さて、内容ですが。

 試合前夜にDNA配合して強化するクローンマッスル。動物の遺伝子を人間に遺伝子に配合した選手、というところまでは良しとしましょう。しかし、試合前夜に何か注射して遺伝子配合率が変わるというのはいったい……!?

 しかも、「負けそうになったら殺せ」と選手に暗示を掛けます。オリンピックの選手に、殺せ、などと命じるのは正気でしょうか? その直前に接触しただけで失格になって勝利をふいにしたエピソードがあったわけですが、まして殺人です。本当にクローンマッスルの優秀性を認めさせたいなら、殺すことは自殺行為でしょう。でも、このアニメの中では、「殺せ」と命じてしまって、誰も違和感を感じていないようでした。

 そして、ラストシーン。試合中に逃げ出す主人公のゴウ。「ゴウは突然消えてしまいました」というあまりに唐突な終わり方。人間の中に秘められた可能性を証明することもなく、クローンマッスルとヒューマンマッスルの関係に何かの結論を出すこともなく、この作品は終わってしまいます。終わってしまったんですよ。これには、のけぞりました。いろいろな、変なアニメはこの世にありますが、こんな終わり方の作品は、そうそうあるものではありません。いったい、何が言いたかったんだ~~~~っ!?

 と~のは、こんなアニメでも、しっかり立派に仕事をした製作アニメスタッフの皆さんを応援しています。


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