SEEDが凄いことは分かっていたつもりでしたが。まさか、こんなことまで見せてくれるとは予想もしていませんでした。これは凄いですね。
今回の見所は、ずばり、スカイグラスパーと、孤島で出会う敵味方のパイロットという状況ですね。これはやられました。
いい加減、パターンが限定されて面白さが摩滅し掛かったモビルスーツの戦闘シーンと比較して、スカイグラスパーの描写は新鮮でしかも先鋭的ではありませんか。素晴らしいです。
そして、ドラマ的には最後の孤島で出会う敵味方のパイロットという盛り上がりは凄く良いですね。こういう出会いを、ガンダムで描けるとは。
それはさておき、個別の、ちょっと来たシーンを上げると。
軌道上のザフト艦隊のシーン。これは非常にレイアウトが良くて感心しました。
大気圏突入前に気象情報を聞いているシーン。これは重要ですね。とてもリアリティを感じさせます。
スクリーンの前をかがんで横切る人影。
宇宙港のある?パナマに侵攻しようとするザフト。パナマ、という場所の選び方が良いですね。現実に海上交通の要衝であるだけでなく、赤道に近いので宇宙港には有利でしょう。
アークエンジェルのCGパートのカメラワークがちょっと良くなってきましたね。もっとガンバレ、CG担当者。
ガンバガンバと艦長の背中を叩くエースパイロット。おでこもポン。艦長がまともに心を許せるのは彼だけなのでしょうかね。この艦長の心情はイマイチ、視聴者にも理解されていないようですが。ガンバレ、艦長。人の上に立つ者として、彼女は立派です。
船酔いのフレイ。
アークエンジェル討伐のため、意地悪をするかのようにアスランを隊長に指名する仮面の美形指揮官。
魚雷接近のあと、雷数8という数え方をするところ。
ビームを切れば実剣として使えますから、といって剣を持っていくキラ。
バジルール少尉達がいる場所はCICと呼ばれているのですね。
出撃しようとするカガリの肩を持つエースパイロット。しかし、遊びじゃないんだぞ、と笑いながら釘を刺すのがプロですね。
水中でも撃てる頭部バルカン砲。
嫌がらせか偶然か出発が遅れるアスラン。
対潜ミサイルで攻撃するスカイグラスパー2機。1発目は外れて、カガリの発射した2発目が命中。この1発目が外れるところが、ゾクゾクしますね。
実戦で慌てるカガリ。これですよ、これ。この感覚が素晴らしいです。人間の限界をきちんと描いていますね。飛行機を飛ばすのはゲームじゃないんですから。
潜水艦撃沈。まるで完璧に沈んだかのように見える爆煙の中から飛び出す敵の1機。
アークエンジェルをバレルロールさせる、という艦長。ロールさせるためにノズルの向きを変更する描写。
被弾して煙を引いて飛んでいるカガリ機の描写がいい!
帰投のため飛んでいるカガリ機のシーンがいい!
そして方位が分からないで戸惑うカガリがいい!
アスランの乗る輸送機と一瞬平行に飛ぶカガリ機がいい!
アスランの乗る輸送機と撃ち合いになるカガリ機。相打ちになる結末。
墜落した機体から海に降りるカガリのシーンがいい!
緊急用の物資をあっさり流されてしまうシーンがいい!
歩いていくと海岸に出て、小さい島なんだなと思うシーンがいい!
そこで、アスランとMSを発見して、ザフト兵!と銃を取り出すシーンがいい!
反射的に銃で撃ってしまうカガリもいい!
と~のは、今回、人間の限界と魅力を見せてくれたカガリを応援しています。
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