びっくり仰天。
こんなアニメが始まったとは。本当に信じがたい気持ちがします。
徹底的にこだわった描写と、良くできた世界観、そして、ストーリー。キャラクターも生き生きとして良いし、メカのデザインや描写も驚くほど高水準です。
こんな、こだわり一杯のメカ描写を見せられたら、今日お兄ちゃんに買ってもらった1/144 ランチャーストライクガンダムのプラモなんか、ゴミみたいに思えますね。どこまでこだわったところで、ガンダム的な人型の機械には玩具臭さがどこまでもつきまといます。
それはさておき。
ピピッと来たところを書くと。
「撃ち方はじめ」「初弾命中」といった台詞。「撃て!」と言わないのが良いではありませんか。
そして「第3戦速」という速度。最大戦速以外の戦速を使うアニメは実は少数派です。それだけでも、こだわりが高いと言えると思います。
オンス単位で減量するメカ。オンスですよ、オンス。
高速で過ぎ去るオファーの掲示。それを目を必死に動かして読みとって、発光信号でどれを引き受けるか伝えるシーン。ちゃんとテクノロジーのレベルに応じた生き生きとした描写が工夫されていますね。
鉄道のタブレットのように依頼を受け取るシーンがなかなか良いですね。高速で移動しながら依頼を書いた書類を受け取ります。
インメルマンターンする機体。
水を見て、沸かさなくても飲めるかな、という台詞。つまり、これだけで主人公達の住環境が汚染されていることがバッチリ描かれているわけですね。
先込め式の銃と丸い弾丸。
機械式自動計算機。これは、かなりグッと来ますね。銃をリアルに描くだけなら、比較的よくある話と言えるかもしれません。しかし、こんなシーンは新鮮ではありませんか。
架空の戦争儀式。ひらすら同じ言葉を唱え続ける兵士。これが1つの戦争というものですね。
上空から砲撃されるシーン。雲の上にいる艦隊の更に上からの砲撃シーンの見事さ。
身分差別的なものも、よく描かれているし、ドキドキします。騎士道精神という茶番で殺し合いをさせられる一般兵士も痛々しいし。
と~のは、並のアニメとは同じレベルで語ることすら難しいほど志の高いこの作品を作っているスタッフを応援しています。
ご注意: このコンテンツは、「バーチャルネットライター と~のZERO歳」と呼ばれるサイトに書き込まれた内容を変換して、本サイトに転送したものです。このコンテンツの内容は、「と~のZERO歳」という仮想人格が書いたものという設定であり、謎のアニメ感想家トーノ・ゼロと限りなく近いものの、必ずしも同一人格ではないことをお断りしておきます。