今日のMRR。
これは内容が濃すぎます。普通のアニメから、これだけのネタで3～5本ぐらい作ってるところでしょう。
眼鏡のお嬢様が「ジャイロさんが持ってきた……」と喋ってる背後に頭をかいているジャイロの姿が投影されているのが、さりげなく凝っていて充実感がありますね。ちょっと凝りすぎという気もしますが、もちろん見ている側としては嬉しいところです。
移動する電車の車内の描写がさりげなく良いですね。車内がしっかり描かれています。座席の下の雰囲気などがよく出ています。
いきなり小学生の見学、という展開も良いではありませんか。
謎の少年を気遣うステルス。敵にも人間味のあるドラマがちゃんとありますね。これは、今回の全編を通じて語られていることですが。
強くなければ生きていけないからだ、と小学生に言う謎の少年。この会話の奥深さ。
謎の少年がドアをあけると、そこにはリン。さっと拳法?の構えを取るリン。そして、下手な格闘アニメより凄い格闘シーン。良いですね。これはとても良いです。ロングのカメラアングルで動きを追いかけたり、止め絵の迫力に頼らなかったり、良いですよ。良心的です。嬉しいです。
リンと謎の少年の会話。レスキューの対極、強くなければ生き残れないという主張。「お父さん、お母さんとは何だ」という謎の少年の台詞が持つ、どこか深い恐ろしさ。
さりげなく流れの中にしっかり収まっている到着したロボ達の到着と変形シーン。このさりげなさが、異様に手間を掛けている結果だと思います。
絵画の後ろに隠された秘密のアイテム。
角を曲がって道路を走ってくるタンクロボ達の描写。この距離感が良いです。
ステルスのハイパー合体時のリボンの描写の美しさ。他のロボ達とはひと味違う気持ちよさがありますね。
マクロス以来かもしれない最高のミサイル一斉発射。板野サーカスのまがいものが横行して久しいアニメ界ですが、本当に、「おっ」と思えるミサイル一斉発射はそれほど多くはありません。
ノーマルのドリルやポリスが、ハイパージェットロボを助ける際のサイズの違いがくっきりと出ているスケール感が良いですね。このシーンのおかげで、ハイパー合体が巨大だということが、じわっと実感できます。
さりげなくリンと子供を助けている謎の少年。こういう後味を残すところが、シナリオ的な良さですね。本当に、2D作画も3D映像も演出もドラマもどこから切っても、とても良かったと思います。
こんな凄いものが見られるとは、とても幸せです。
と～のは、何か心の中にありそうなステルスロボを応援しています。
ご注意: このコンテンツは、「バーチャルネットライター と～のZERO歳」と呼ばれるサイトに書き込まれた内容を変換して、本サイトに転送したものです。このコンテンツの内容は、「と～のZERO歳」という仮想人格が書いたものという設定であり、謎のアニメ感想家トーノ・ゼロと限りなく近いものの、必ずしも同一人格ではないことをお断りしておきます。
