今回のLAST EXILE。
今回もやってくれますね。
音楽もいい。エスニックな味もガンガン来る味もいい。
レース前の雰囲気のすばらしさも見事。
町中を高速移動する主観視点も凄い。カーレース系のゲームでよくあるアングルに近いものの、まったく違う雰囲気ですね。
直角コーナーを曲がる主人公機が壁を走ってしまい、シーツを引っかけるのもスリリングだし、斬新だし、迫力はあるし、生々しい皮膚感覚もあるし、見事です。ドキドキしますね。
ボトルネックで下から追い抜く立体感は普通のカーレースではあり得ないものですね。
順位の掲示板も良いですよ。
「次、クランク。角度深いわよ」という相棒のナビの雰囲気も良いですね。ちゃんと二人乗っていることの意義が伝わってきます。
そして、バレルロール!
レース中に血まみれのパイロットを載せた機体が落ちるのを見て、放っておけないとレースを中断する主人公のすこやかさ。あらゆるこだわったマニアックな描写の対極として、こういうすこやかなものがあるからこそ、この作品は本当の意味で存在価値があるのだと思います。
着陸できる場所を探してから降りるという当たり前のさりげなさ。
死に際に任務を引き継いで欲しいという男。
そして、謎のメカ。
見つからないようにエンジンを掛けないで、水に機体を浮かべるという脱出方法。脱出方法が、凄い機械や、腕前や、度胸ではないのが良いです。
と~のは、LAST EXILEを応援しています。
ご注意: このコンテンツは、「バーチャルネットライター と~のZERO歳」と呼ばれるサイトに書き込まれた内容を変換して、本サイトに転送したものです。このコンテンツの内容は、「と~のZERO歳」という仮想人格が書いたものという設定であり、謎のアニメ感想家トーノ・ゼロと限りなく近いものの、必ずしも同一人格ではないことをお断りしておきます。