今日のMRR。
燃えます。これは燃えます!
全てのマシンロボのデータは揃ったという敵の親玉。しかし、あとで新ロボ登場でこの前提が裏切られるわけですね。
飛行機の窓から外を見るために争う子供達。
宇宙へ行くというロマン。種子島からシャトル……もロマンですね。日本もスペースシャトルを運用しているというさりげない描写です。しかし、そうではなく成層圏のイカロス1へ。こっちはオリジナルティのあるロマンですね。∀ガンダムのザックトレーガー以来の大ヒットです。これ1つで、宇宙へのロマンの水準は、膨大な設定を持つガンダムSEEDに勝ったと思います。イカロスのデザインもなかなか良いです。
イカロス1の中で土産物?が売っていて、それを物色しているレッドウィングスの子供達。こういう描写も良いですね。その施設のそれらしさがよく描かれていると思います。
子供達が持って遊んでいる宇宙船の玩具のデザインもけっこう面白いです。
教官とパイロットが一緒に飲んでいるお茶の入れ物が質素で軽そうなのが、ある種のリアリティを感じさせますね。全体的に現在の航空機のテイストが入っているところが、らしさを感じさせます。
ステルスの出現。緊急出場。発進するジェットロボ。そして、CMへ、という流れが泣けます。
空気が薄くて出力が得られないジェットロボ。高度3万メートルという高度のそれらしさが出ていますね。
火災の中、玩具を取りに戻る子供。それをかばうパイロット。こういう人助けのために自己犠牲は泣けますね。それが、変に過剰演出しないで反射的にさっと描かれるところが泣けます。
緊急マニュアルに従って高度を下げようとするイカロス1と、延焼を心配して反対する意見。これも高度3万メートルらしさですね。
表示パネルに表示されるリンの通信。ちゃんと立体的に斜めに見える平面になっているのがさりげなく凝ってますね。
燃えているブロックの切り離しという提案。反対側のブロックも同時に切り離せばバランスは保てるという意見。それで揚力が足りるという指摘。こういう筋の通った台詞を出して説得力を組み立てていくのは、とても嬉しいです。見ている方も、それに負けないように、しっかり台詞を受け止めねばなりません。
そこが、ステルスが性能を100%発揮できる高度だという秘密。勝てないジェット。ジェットパンチャーが打ち落とされて、落下していくシーンが何とも言えません。これは単なる腕ではなく、合体したロボなんですね。更に、足まで打ち落とされてしまうという悲惨な展開。
火災で移動できなくなった者達を乗せたシャトルの強引な発進。そして、ブロックのパージ。パージは未来少年コナンのギガントを連想させますが、それとは違う筋の通し方と魅力を見せてくれますね。
降下開始のイカロスを攻撃しようとするステルス。それを阻止しようとするジェットの体当たり。この体当たりが泣けますね。不利なのに、必死に戦うジェットが泣けます。
立体的な地球を背景とした高空シーンも絵的に良いですね。
そして、落下するジェットロボの中で過去の事故を思い出す太陽。
いったいどうなってしまうのだ、というところで今回は終わり。ここで終わってしまうのも、泣かせますね。良い終わり方です。
と~のは、凄く魅力的なイカロス1を応援しています。
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