この本を買った後、お金を払うために郵便局にいったところ、窓口の待ちが15人分ぐらいありました。しょうがないので、時間つぶしに読み始めました。そのあと、昼食後の休憩で最後まで読み切ってしまいました。
内容は、多きく分けて3つ。
まず、ロケットパンチなどのオタクネタの濃さを張り合うもの。これはもう、こんな濃いものやってどうするの、という感じですね。説明無しで魔球ネタとか、レインボーマンネタで落とすとか。おおむね私は分かって面白かったから良いけど、こんな読者をおいてきぼりの漫画で良いのでしょうか?
次は、サクラ大戦のおっかけをやった作者の記録的な漫画。これは、私も対応できない世界です。
最後は、サクラ大戦の濃さを張り合う漫画。これは、少しだけ分かりました。一応、サターンでサクラ大戦の最初のをやったという経緯もあるし……。
こういう漫画を肯定するかどうか、というのは難しい問題ですが、やはり出版されているということは、それを支持する相当数の読者がいるということでしょうね。
ちなみに、「味はともかく長靴いっぱい食べられたら」というのはナウシカネタ。しかも、その後で、長靴いっぱいのラムネが出てくるところがナイスですね。普通のオタクの世界だとなかなか宮崎駿の世界に行けませんが、あっさり行くところがただのオタクよりも濃いかも知れません。