今日のSEED。
パナマのマスドライバーが破壊されている状況で、マスドライバーが欲しい地球軍。マスドライバーの所在地は、(たぶん)全て赤道付近ですね。ちゃんと設置するのに物理的に有利な場所を設定されていますね。
あくまで世界を2分したいのか、と憤るオーブ。
モビルスーツの残骸に影に隠れている子供。一瞬だけ0080を連想させます。
戦争を前に一般人への避難命令、そして、避難している人達を描いているのは良心的です。いきなり攻撃されて死にまくる無思慮無分別なアニメが多い中、これは良いことです。
水着美女の看板の前を走る戦車。
一般道の上で海に向かって整列している戦車。
女艦長の演説。なかなか、良い演説ですね。
「そんな服を着ている人が慌てているとみんなが不安がるよ」とカガリに言うキラ。
服の持つ意味の重さということが意識されていますね。
一人、降りようとするカズイ。降りることに関する心の葛藤。これは素晴らしい。最高のシーンです。他のところも良いですが、ここは特に良いです。これはあるだけでも、この30分間が存在する意味があると思います。繰り返しますが、ここは本当に良いです。
捕虜とミリアリア会話。「ナチュラルって馬鹿?」と言われて「悪かったわね」と軽く返せる関係が、ある種、お互いに理解があって好感を持っている描写かもしれません。
アークエンジェルのCIC担当だというミリアリア。そう言われてみれば艦の中枢を担う重要な役職ですね。
退艦は11名。宇宙戦艦ヤマトの「欠員無し」よりリアリティがある? むしろ11名は少ないと見るべきでしょうね。
とうとうキスに進むフラガと艦長。つまり、ガンダムSEEDとはボーイ(フラガ)ミーツガール(ラミアス)のドラマだった?
嘘のように良い雰囲気で描けている地球軍とオーブの戦闘。このあたりは、びっくりものですね。パナマ戦などの描写よりも、はるかに良いです。これだけの雰囲気を作れる力はまだまだあるわけですね。
そして戦闘後半は、ロボット「ヒーロー」アニメ的なベストバランスへ展開。これは本当に上手くて、見る方としてもガンガン乗せられていきました。
艦の側面から海面すれすれを発進するモビルスーツ。波が高いと波をかぶる場所を開いて発進というのは、リアルではないですが、映像的に見応えがあります。これは良い描写です。
頼まれもしないのに、バスターを持ち出してアークエンジェルを支援する捕虜。
そして、戦場に乱入してキラを助けるアスラン。
これで、好感を持てる人達で、かつ、まだ死んでいない人達の多くが、この戦場に集まってキラと共に戦う構図になりましたね。
と~のは、こんな戦場に自ら飛び込んでいくアスランを応援しています。
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