今回のLAST EXILE。
「親友のアリステアがいつも一緒だから」のあとバサッと鳥が飛び立つ演出。ゾクッとしますね。タチアナのなかなかに悲しい話の幕開けですね。
落下するタチアナ機。呼んでも返事がないタチアナ。クラウスはフルスロットル。壊れていく機体。エアブレーキで減速。タチアナの名前を呼び捨てで叫ぶクラウス。そして、砂漠への不時着。墜落を、きちんと見せ場として描いていく丁寧さと執念の深さが凄いですね。そこは魅力です。
鳥に向かって「無神経だな」と呟くクラウス。墜落した彼らにはそう感じられるのでしょう。こんな台詞を言わせられるのは良いセンスです。
墜落した機体のエンジンを調べるクラウス。
コクピットで我に返って恐怖を感じるタチアナの描写。
エンジンがかかった! そこで、ガラス管の中の玉の動きを見て、飛べるかどうかを見ているクラウス。どんな仕掛けの機械か分かりませんが、きちんと手順を踏んで動かそうとする描写は良いですね。
砂漠の水滴の描写がすてきです。
雪の中を歩く人々。不思議な形のフェイスガードを付けた人物。このデザインがなかなか新鮮で魅力的です。
「出力低下、マスバランスが崩れます!」と言われて倒れるロケット? ミサイル?
水を飲もうとするタチアナに、「我慢してください」としっかりした声で告げるクラウス。水がないと飛べない? あとで水に結晶を溶かし込んで、足りないクラウディア液を作っていましたね。更に、この水は出撃前にラヴィ達から渡されたものですね。
ちゃんとヴァンシップの脇に柱を立てて影を作ってある描写が良いですね。
鳥の登場。頭をぶつけるクラウスとタチアナ。笑う二人。このあたりの動き、演技、演出の見事さ。こういう良心的な描写の良さは、並のアニメのレベルを超えていますね。
残され貴族のタチアナ。彼女も、ある種の取り残された人なのですね。
グランドストリームの話に喜ぶクラウス。
なんとか二人の努力で浮かび上がるヴァンシップ
クラウスを前席に乗せるタチアナ。こうして、二人の間にある種の人間関係が築かれていくのですね。
「よく頑張ったよ、赤いヴァンシップ」という台詞もすてきです。
砂煙を上げながら低空を飛ぶヴァンシップの絵的な魅力。
シルヴァーナのシェルターが存在するのも、きちんとそれらしい描写ですね。
いきなり敵兵に囲まれ、処刑されそうになる二人。
そして、なんだか良く分からない描写で、次回への引きもバッチリ
と~のは、すっかり可愛いところを見せてくれたタチアナを応援しています。
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