今日のSEED。
どうやら、アスランの子供っぽい行動が、ラクスの行動も早めてしまった、という感じの話だったようですね。しかし、ザラ議長も息子の言動によって心理的なダメージを負っているような印象も受けるので、事態は混迷に向かったというところでしょうか。
内容を見ると。
まず、プラントに帰ろうとするアスラン。そして、護衛に飛び立つキラ。護衛が必要である危険性は、この後のドラマでたっぷりと見せられますね。
薬を飲んでいるクルーゼと、飲むのに使った水のコップを下げるフレイ、という何ともいろいろな意味を考えられる複雑なシーン。クルーゼが生きていくのに薬が必要であり、それをフレイが握っていると言えること。それを、クルーゼはどう思っているのか。フレイはどう思っているのか。
「アスラン、君はまだ死ねない」と優しげに語りかけるキラ。これが無謀な行動の抑止になっていますね。キラがそう言ったからこそ、アスランはいろいろな行動を取れたのでしょう。
ちゃんと逆噴射で減速するフリーダム。エンジン音を止めて止まるのではないところが良いですね。
アスランの危機を察知して、「まあ、これはいけませんね。なんとかできまして?」と可愛い声で言うラクス。言われた方が困ってしまうぐらいですね。素晴らしい歌姫です。
それから、ラクスのアジトの雰囲気もなかなか良いですね。
アスランと父の会話。それがこじれて、息子に銃を突き付ける父。この父もどこかおかしいですね。
警備兵に連れ去られるアスランに向かって、「見損なったぞアスラン」という父と、「おれもです」というアスラン。深いですね。アスランが「おれも」と言った理由は、父とは違いますね。でも、言葉の上では同じことなのですね。
アスランを助けるために潜入したラクスの部下。クライン派というのですね。
しかしクライン派も大胆ですね。いきなり戦艦を奪い取るとは。
その上、死んだはずのバルトフェルトが戦艦を仕切っているとは。なかなか良いキャラでしたが、ここで再登場というわけですね。
主砲「斉射」といいながら1門しかないように見える戦艦エターナル。1門でも斉射と言うのかどうか、と～のには分かりませんが。
集中攻撃からピンチのエターナル。そこに助けに来るキラのフリーダム。お約束の展開ですが、ちゃんとお約束ができているのが立派ですね。
いつも傷だらけだな、とカガリに言われてしまうアスラン。確かに、アスランはちょっと無謀なところがあって、怪我をしやすいタイプかも。
「コーディネーターでも馬鹿は馬鹿」卓見ですね。
キラの前で泣くラクス。他の誰でもなくキラの胸で泣いた、ということが、特別の何かの意味を感じさせますね。策士で陰謀家のラクスが、その仮面を取って本音を出せる相手は、キラしかいないのかも。これから、二人は支え合って生きていくのでしょうか。
と～のは、敵のシャトルで戻ってきたアスランを警戒する常識を持ち合わせたプラントの軍隊を応援しています。
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