今日は、目黒雅叙園( https://www.megurogajoen.co.jp/ )に行ってきました。
千と千尋の神隠しのモデルとなったとされる場所の1つです。もう1つは、江戸東京たてもの園ですが、こちらはずっと前に訪問していました。歴史的建築物好きとしては、目黒雅叙園も訪問したかったのですが、ずっと延び延びになっていました。その理由は、肝心の古い建物が自由に入ることが出来ず、特別な時期の食事とのセットなどのコースでないと見られなかったことです。高いお食事は不用なので、ちょっと躊躇していました。ところが、昨日調べてみると、たった1000円で、お食事とセットではない形で見られるようです。しかも期間は明日(8月24日)までです。これは行くしかない、ということで行ってきました。
夏のイベントということで、「江戸文化を受け継ぐ建物展」というものをやっていて、百段階段とそれにつらなる6つの部屋を解説付きで見ることが出来、その他、再現された駄菓子屋や古い給食や教科書を展示するコーナーがあったり、昔の町並みを再現するコーナーがあったりしました。
目的の場所に到着したとき、今解説がスタートしたばかりで最初の部屋にいます、というので慌てて追いかけて、解説を聞きながら進むグループに合流しました。
それにしても、これは凄いですね。部屋ごとに、装飾している画家が異なります。床の間の大黒柱も、部屋によって使っている木が違います。不況の時代に贅沢に作ったので、腕の良い職人が多数腕を振るったそうで、障子の枠なども凝った作りになっています。ここは、一度見ておく価値があると思いました。
今日の最大の難所は、目黒駅から、雅叙園に行く間にある急坂でした。行きに降りるのも大変だし、帰りの上りはなお大変。しかも、今日は最高気温34℃という予報のあった日です。こんな日に、外を出歩くものではないですね。でも、来週まで延ばすことはできなかったわけです。
