2003年10月24日
トーノZEROアニメ感想機動戦士ガンダムSEED total 3215 count

日経サイエンスの記事・脳の改良は許されるか

Written By: トーノZERO連絡先

 まだ、ガンダムSEEDの感想を読みに来る人がいるようなので、追記。

 今月の日経サイエンス(2003年12月号)の特集は、「脳力増強の科学」で、その一連の記事の中に、「脳の改良は許されるか」という記事があります。著者は、A.L.カプラン。ペンシルバニア大学の生命倫理学教授だそうです。

 これは、ガンダムSEEDでの、コーディネーターとナチュラルの対立について考える、1つの参考資料になるでしょう。

 特に、この記事が、まっとうな科学雑誌に掲載されているという点で、素人の思いつきとは、言葉の重みが違うことは意味があるでしょう。ガンダムSEEDを見て、考えて、思ったことを発言する自由は誰でも平等にあるものの、世間が認識するその言葉の重みは同じではないわけです。その重みの差には、世間が持つ安易なものへの批判的な視線に対して、どれだけ、それを誠実に乗り越えることができたかの実績という背景があるわけです。それゆえに、インターネットで公開される何の実績も持たない1個人の感想文よりも、この記事を読んでみる価値はあるのではないか、と思ってみることもできるわけですね。(もちろん、そう思わないことも、読者の自由)

 ちなみに、日経サイエンスは普通の本屋で買えます。定期購読しかできない多くの日経の名を冠したコンピュータ雑誌とは違います。


ご注意: このコンテンツは、「バーチャルネットライター と~のZERO歳」と呼ばれるサイトに書き込まれた内容を変換して、本サイトに転送したものです。このコンテンツの内容は、「と~のZERO歳」という仮想人格が書いたものという設定であり、謎のアニメ感想家トーノ・ゼロと限りなく近いものの、必ずしも同一人格ではないことをお断りしておきます。