謎のアニメ感想家、トーノZEROです。
10月28日のGungraveの感想。
放送からずいぶん時間が経ってから見ましたが、予想外の面白さですね。
修羅場を見て、仲間を殺されたチンピラ少年達。
妙な度胸が付いてしまいますが、それがまた敵を作ってしまうわけですね。この成り行きが、自然ですね。度胸が付いても、分別や知識もないわけですから、うまくやれるわけがありません。
しかし、偶然にもマフィアに助けられることに。
マフィアに入りたいと言い出すチンピラ。
彼らが、殺しをやってマフィアをやれる資質を見せると言うと、マフィアに勘違いしていると言われてしまうところが、また良いですね。
マフィアの本質。それは殺すことではなく、生かして搾り取ること。
搾り取って見せることで、マフィアに入ることが許されるチンピラ達。
実に面白いです。
今回の一言 §
マフィアは銃を撃ちまくる狂犬ではなく、経済的な存在。だからこそ、真に恐ろしい。そういう部分に踏み込んでいくアニメは、どんなに銃を撃ちまくるアニメよりドキドキ!