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2003年11月13日
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複製するは我にあり

Written By: 遠野秋彦連絡先

 大世界商事への採用おめでとう。さっそくだが、君の最初の任地は、未だに魔法が使われる辺境の魔法国だ。なに、3年も頑張れば本国に戻れるさ。

 そう言われて、青年はびっくり仰天した。世界じゅうを股に掛けたビジネスを展開する大世界商事への入社が決まり、文化の国や、科学の国などを飛び回るビジネスマンになれると思ったのに。よりによって、ど田舎の魔法国に行けとは……。しかも、3年もの間……。

 それでも、魔法国なら絶えて久しい魔法が見られて面白いかも知れない。そう自分を慰めて、青年は任地に赴いた。

 魔法国は、予想したほど悪くはなかった。住人は純朴で、言葉さえある程度覚えれば、日常生活もビジネスも大した問題ではなかった。

 ある日、この新製品を売り込め、という指令が電子メールで届いた。さっそく、商品説明を現地語に翻訳して、宣伝用のパンフレットの作成に取りかかった。パソコン上のDTPソフトで、レイアウトを作成するところまではすぐにできた。要するに既にあるレイアウトの文字の部分だけ翻訳すれば良かったのだ。1枚や2枚ならそのままプリンタで打ち出しても良かったのだが、魔法国じゅうにばらまきたいので、到底枚数が足りない。

 よし、印刷屋に頼もう。青年はそう思うと、電話帳で業者を捜した。

 だが、ここは魔法国だった。印刷機を構えた印刷屋など存在せず、そのかわりに、複製魔法を使う組合があった。複製魔法というと何やら凄いことができそうだが、要するに白い紙の上に、他の紙に書かれた内容をそのまま複写することしかできないものだった。しかし、魔力の強いプロがやれば、印刷よりも美麗に複製ができるため、この国では印刷機がまったく普及せず、この複製魔法組合が幅を利かせていたのだ。

 印刷の品質でまったく構わないのだけどな、と思いつつも、すぐに使える大量複製手段がそれしかないので、DTPソフトで作成したレイアウトを紙にプリントアウトして、近くの複製魔法屋に出向いた。

 青年は、初めて関わる魔法におっかなびっくりであったが、窓口の年輩の男は丁寧で親切に対応してくれた。そこで、安心して青年はプリントアウトを渡し、一週間後の仕上がりを楽しみに待った。

 そして、予定の期日になると、青年の事務所に大量の紙の束と、請求書が届けられた。青年は、どんな出来だろうと箱を開いて中を見た。

 青年は、一見して愕然となった。そこにあったのは、青年がDTPソフトで作成したレイアウトではなかった。毒々しい原色が、デタラメに塗りたくったように走り回り、トンチンカンなキャッチコピーの文章がそこかしこに書き込まれていた。本社から強調しろと指示された商品の特徴を書いた文章は隅の方に小さく追いやられていた。商品の仕様についての数値はどこにもなく、価格表にいたっては間違いだらけだった。さすがに値段が2桁も違っていては、何を我慢したところで配布することは不可能だ。

 当然のことながら、青年は複製魔法屋に苦情を申し入れた。青年は自分で作成したプリントアウトを持っていき、窓口でこの通りのものを複製するだけで良いのだと訴えた。

 だが、窓口の男は、さも当たり前のことのように、我々はアーティストでありこだわりの職人であるから、複製するだけの仕事など引き受けることは無いのです、と言った。そして、やっぱり外国の野蛮人は常識がないのですね、とため息をついた。

 青年はそれだけでもぶち切れそうになった。だが、それで終わりではなかった。

 窓口の男は、青年が作ったレイアウトを示して、素人が作ったからおかしい箇所だらけだし、しかもコンピュータのプリンタから打ち出したものなので品質も低すぎると言った。こんなレベルの低いものを複製したら、うちが同業者から馬鹿にされてしまいます、と言った。

 もちろん、青年が印刷のプロでないのは間違いないが、もともと本社のプロのデザイナーが作ったものだ。青年は文章を現地語に入れ替えただけなのだ。

 だがそれよりも問題は情報が正しいかどうかだ。青年は、価格表の数値が間違っていることを指摘して、品質云々を言う以前に、間違っていて使えないと訴えた。

 だが、窓口の男は、それが重大な問題だということが理解できないようだった。どうやら、彼らが美しいと思うことが重要であって、美しくするためなら、どれほど内容を書き換えても構わないと思っているらしかった。

 そして、ご不満があるにせよ、複製料とデザイン料を払って頂きますよ。払わなければ次からは、組合のどこでも仕事を引き受けませんよ、とまで言った。もちろん、デザイン料のことなど青年は事前に聞いていなかったが、請求書にはしっかりと記載されていた。

 青年は、迷わず納品された印刷物と請求書を複製魔法屋に突き返すと、本社に簡易印刷機を大至急送れと連絡した。当座はオフィスのコピー機をフル稼働させて対処した。

 とはいえ、心のどこかで、おっかなびっくりであったことも事実だった。もし、顧客層の一般の人達が、コピー機や簡易印刷のパンフレットを品質が低いと見なして、馬鹿にされたらどうしようか。あるいは、本社のデザイナーが作ったレイアウトが、受け入れられなかったらどうしようか。そんな危惧を抱いていたのだが、いざパンフレットを配ってみると飛ぶように消えていった。

 あとで馴染みの現地人ビジネスマン達に聞いてみたが、てっきり複製魔法屋でやったものだと思ったよ、と言われた。そのパンフレットがコピー機や簡易印刷機で作られたことを見抜いた者は誰もいなかった。

 青年は納得した。要するに誰も分かってないのだ。複製魔法屋がこだわる品質だとかデザインは、彼らにしか意味がないのだ。一般の人達は、複製魔法屋と簡易印刷の区別も付かないのだ。

 そこで、青年はピンと来た。これはビジネスチャンスの匂いがするぞ。さっそく青年は、馴染みの現地人ビジネスマン達に複製魔法屋への不満はないか聞いてみた。すると、高い、納期が遅い、しかも要求したとおりの内容を書いてくれない、傲慢で人の話を聞かない、苦情を言っても開き直る、といった愚痴が並んだ。複製魔法屋に頼らず、もっと安く手軽に複製できる簡易印刷機を見せると、誰もが欲しがった。

 これは売れる! 青年はそう思って、さっそく、本社に簡易印刷機を大量に送るように連絡した。

 最初の1台が到着すると、それは先進的な現地企業のオフィスに納品された。オフィスの誰もが、これで複製魔法屋に振り回されなくて済むと喜んだ。

 だが、その直後、そのオフィスに王宮直属の取締官が踏み込んだ。複製免許不所持というのが罪状だった。現地人も青年も誰もが面食らった。まさか印刷するのに免許が必要だなどと誰も知らなかったからだ。

 いったい何が起きたのか、青年は下っ端官僚へのコネを使って調べた。その結果、驚くべきことが分かった。

 この魔法国では、千年前に、王の圧政に逆らう運動が起きたという。反乱勢力はアジテーションや権力者の告発を木版で大量に刷って全国にばらまいて民衆の不安を煽ったのだ。その反乱の鎮圧後、王は文書の大量複製を厳しく取り締まった。その結果、大量複製は免許制となり、その制度は途切れることなく、現代まで続いているという。とはいえ、そんな制度が現代でも実際に運用されていたかというと、そんなことはない。青年が納品したものが、この国に持ち込まれた最初の印刷機というわけではないのだ。一方、複製魔法組合の方は、そもそも、組合加盟の条件がその免許の取得なので取り締まられる気遣いはなかった。

 そこから考えれば、青年のビジネスが狙い撃ちされたのは明らかだ。しかし、複製魔法組合は権力に奉仕することで特権を得ている団体である以上、権力者と太いパイプがある。ろくなパイプもない外国企業にできることは多くはない。もちろん、これがビッグビジネスなら、政府筋を使って圧力を、という選択もあるのだが、その手を使うには安すぎるビジネスだった。

 青年は痛い授業料を払って教訓を手に入れたと思うことにした。そして、既存の特権に関わりのないビジネスを狙うべきだと確信した。

 次に青年が狙ったのは本国でブームが起こりつつあったインターネットだった。新しい技術なら過去のしがらみなど無いはずだ。それに魔法国はパソコンや電話回線が比較的よく普及していたので、青年は現地企業をまわってプロモーションした。最初は疑わしげな目で見ていた現地人達も、NASAやプレイボーイのサイトを何度も見せている内にその気になった。そして、新しもの好きで有名な第3王子のウェブページが世界的に注目を集めるようになると、後に続けと魔法国でもインターネットブームが巻き起こった。

 青年はインターネットに必要なハードやソフトを次々と本国から取り寄せて、魔法国内のショップに卸した。

 全ては順調であるかのように思えた。

 だが、あるとき、ふとトラブルの話を耳に挟んだ。

 ある現地企業の役員が憤慨していたのだ。検索エンジンで我が社が見つからないとは何事なのだ。インターネットなどインチキではないのか?

 青年は、ブームを冷まさないため、すぐに本社の技術者に調査を依頼した。すぐに回答が届いた。会社の名前を文字データではなく画像データとして書き込んでいるので発見されないのです、ということだった。検索エンジンは文字データを探すものなので、画像データの上に文字が描いてあっても、それは絵と同じで検索対象にならないというのだ。

 そこで、青年はそのことを憤慨していた役員に伝えに出向いた。役員は喜んで、担当者に直させると言って、すぐに電話を掛けた。だが、役員の顔はすぐに険しくなった。

 どうしたのですか?と青年は尋ねた。担当者がその修正は受け入れられないと言うのだ、と役員は答えた。

 そんな馬鹿なことがあるものかと青年は驚いた。何しろ、役員が命じてもその通りにしない担当者がいるというのは、常識的には考えられないことだった。

 いったい、担当者というのはどんな人なのですか、と青年は質問した。複製魔法組合の加盟員ですよ、と役員は答えた。

 青年はかつての悪い記憶が蘇ってきた。

 だが、分からないこともあった。最先端技術のインターネットなのに、どうして複製魔法組合の者が担当しているのか。

 その疑問を口にすると、役員は言った。ほら、パソコンが普及して、複製魔法屋の仕事が減っているでしょ。だから、複製魔法組合の人達が、インターネット屋に転業してるんですよ。

 青年は、とりあず目先の問題を解決するため、ともかく担当者に会わせて欲しいと頼んだ。

 担当者は普通のサラリーマンに見えた。青年は話が通じることを願って、会社の名前を画像データで記述すると検索エンジンが見つけてくれないことを説明した。すると、担当者は答えた。ここは、社名は王立中世書体でなければならないのです。王立中世書体は全てのパソコンに入っているわけではないので、画像データを使うしかありません。

 青年は役員に、おたくの会社の名前は王立中世書体で書く決まりがありますか?と質問した。役員はそんな決まりはないと答えた。役員が持っている資料も、王立中世書体以外で社名を書いたものばかりだった。

 だから、普通の書体でいいんだよ、と役員は担当者に告げた。

 すると担当者は答えた。そんなことをしたら、同業者から手抜きをしていると馬鹿にされます。

 すると役員が怒り出した。検索できないことで会社が馬鹿にされてるんだよ。君のしたことでね。そんな些細な書体の違いはどうでもよいのだよ。

 青年は、まあまあと間に入った。本社の技術者からのアドバイスを思い出しながら、社名を画像で書いても、文字データも一緒に書いておけば大丈夫ですよ、と告げた。

 文字データも一緒に書くとはなんですか?と担当者が首を傾げた。

 青年はメモを取りだして確認した。えーと、HTML仕様書のIMG要素のALT属性の説明を見れば分かるそうです。

 すると担当者は、そんな難しいことを言われても分かりません。ちゃんと分かるように説明してください、と困惑した顔になった。

 青年は、はたと困った。これ以上簡単に説明しろと言われても、どうしていいか分からないのだ。

 だが少なくとも分かることはある。青年は担当者に言った。あなたが作っているウェブページは、HTMLで記述されているのですよね?

 そうです。と担当者は答えた。

 それなら、HTMLの仕様書はご存じですよね?と青年は質問した。

 仕様書ってなんですか?と担当者は首を傾げた。

 青年はすぐに返事ができなかった。プロでウェブページを作成していながら仕様書を読んでいないどころか、知らないだって?

 技術者ではない商社マンの青年ですら、商品をお客さんに説明するために仕様書を見ることがあるというのに。

 技術者がこれとは……。

 じゃあ、どこでHTMLを学んだのですか?と青年は質問した。

 複製魔法組合の口伝です。と担当者は答えた。

 また複製魔法組合か!

 技術技能を伝授するのに仕様書も見ないで口伝で伝えるとは信じられなかった。

 青年はひどく落ち込んだ。その気になって調べてみれば、魔法国内のウェブサイトにはデタラメなデザインで使いにくいものが多い。これもみな、ウェブデザイナーの職を複製魔法組合関係者で独占しているためか、とため息を付いた。しょせんは一過性のブームで終わりなのか、と青年は魔法国のインターネットの未来を悲観した。

 自宅でやけ酒を飲んでまどろんでいると、電話が掛かってきた。本社の人事部からだった。

 電話の主は言った。

 君が魔法国に赴任して、そろそろ3年になるが、何か希望はあるかね? 君はよくやっているので、もしこのまま魔法国勤務を希望するのなら、延長もあるのだが。こちらとしては、一度本国の本社に戻って欲しいと思っている。

 青年は、喜んで本国に戻ることを承諾した。

 本社に戻った青年は、新しい商品をプロモーションするプロジェクトのリーダーに抜擢された。インターネットでもプロモーションしようと、さっそく大企業のウェブサイトも多数構築したという業者に、ページ作成を依頼した。

 出来上がってきたページは、落ち着いた見やすいものだった。魔法国の複製魔法屋が作るような、自己満足的なデザインではなかった。そのことに、青年はああ戻ってきたのだなぁと心の中で泣いた。

 だが、すぐに違和感に気付いた。商品名が標準の書体で書かれていない。昔、技術者から教わった知識で中をチェックしてみると、商品名は全て画像データで書かれていた。文字データとしては、どこにも商品名が書かれていない。これでは検索エンジンに商品名を入れても、このページを発見してもらえない。これはクライアントへの重大な裏切りだ。

 すぐに、青年はデザインを行った担当者を呼びだした。そして、かつて、魔法国のウェブデザイナーに説明したことと同じことを説明した。

 極めて残念なことに、デザイナーの答えも同じであった。つまり、HTML仕様書ってなんですか?と首を傾げられたのだ。

 青年はため息を付くと、低い声で質問した。この仕事に就く前は何をされていましたか?

 彼は胸を張って答えた。印刷業です、と。そして、いかに自分が素晴らしいデザインを行い、人気を博した雑誌を成功させたかを誇らしげに語った。だが、成功談には、いかに見栄えを良くするために努力したのかという話はあっても、検索エンジンに見つけてもらうために工夫した、というような技術的な話はカケラほどもなかった。

 青年は、商品のプロモーションサイトに必要とされる条件をゼロからしっかりと説明する必要があると感じた。このまま放置しては、あとで青年の責任が問われかねない。手間は掛かるが仕方がない。

 だが、青年はふと根拠のない恐怖感を感じた。もし、複製魔法組合の者達のようにいくら話しても通じなかったらどうしようか。だが、ここは辺境の魔法国ではない。言葉は通じるはずだ、と青年は思い直して、心の中で自分を叱咤激励した。

 そして青年は口を開いた。

おわり

(遠野秋彦・作 ©2002,2003 TOHNO, Akihiko)

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