謎のアニメ感想家、トーノZEROです。
今日のふもっふの感想。
とうとう最終回です。
ノリが良いだけに終わるのは残念です。
特に、今回の教室パニックドラマは、絶頂期のうる星やつらの2年4組の状況も彷彿させるような大傑作。
まず、開けてはならない容器を平然と学校に持ってくる宗介。しかも、それを机の上に置いたまま教室から出てしまう状況。あまりにスムーズに破滅を招来する展開ですね。
辛いカレーパンを食うクラスメートが水を求めて容器を開いてしまうという、あまりにアレな笑える展開。
NBC防護服を着込んで、教室をシールする宗介。
細菌兵器を開けてしまったことを説明されて起こる暴動。
自分だけ助かる気ね、と糾弾される宗介。
防護服を脱いで、「誰のせいでもない」と淡々と訴える宗介。それに襲いかかる一同。当然、宗介はみんなの怒りをかきたてているのですから、そうなりますね。
そして、起こるパニック。
それを鎮めるかなめ。
素晴らしいかなめの演説。それを聞いて、互いに感動で泣く者達。
しかし、宗介が一人分のワクチンがあると言ったことで、態度が一変。
くじで公平に決めるということで、何とか状況を鎮めるわけですが。
「あた」で始まる紛らわしいくじが笑えますね。
そして、この状況で「あたり」を引く宗介。
宗介に襲いかかるみんな。
その騒動で割れるアンプル。これで助かる道は断たれてしまいます。
そこに乱入する先生。封印が解かれたことで、教室を飛び出すみんな。
格闘男にまとわりつく女の激しさが妙におかしいですね。でも、そういう強さが女の魅力です。
保健室にちどりを連れて行く宗介。そして、ベッドの前で服を脱げと。視聴者とかなめのエッチへの期待度が上がります。
今気が付いたんだけど世界ってこんなに綺麗だったんだな、などと口走るクラスメート。死を覚悟した者達のドラマが盛り上がります。
そこで、服が崩れて消えていくという異常事態に。
副作用は肩こり腰痛が消えることだ、という服を分解する細菌兵器だというオチ。
だがいずれにしてもオレの命はそう長くない、という宗介。怒った学校のみんなが襲いかかってきますね。
そして、声だけで真っ黒な背景でスタッフロールが流れる終わり方の良さ。
今回の一言 §
男は下着が残っているのに、女は下着まであっさりと消えていく描写には何か作為が感じられますが、もちろん、そのような作為は歓迎されるものです。