MagSite1 0.25 リリースです。
やっとTrackBack送信がサポートされました。
このサイトのTrackBack送信の作成、いよいよ大詰めをココログに対してTrackBack送信した実例があります。このように、MagSite1側から、外部へのTrackBack pingの送信は可能になりました。
長かった道のりですが、これで半分。もしかしたら、残りは半分より多いかも知れません。百里の道を行く者は九十九里を持って半ばとせよ、という格言を信じれば圧倒的多数がまだ残っていることになります。
TrackBack送信の方法 §
TrackBackを送信する方法は簡単です。コンテンツ作成ページの「トラックバック送信対象となるトラックバックURL」に、1行に1URLずつTrackBack ping URLを記入してから、「書き込む」ボタンをクリックするだけです。エラー発生時には削除、ペンディングリストに入れる、リトライを選ぶことができます。送信済みのTrackBack ping URLは記録され、同じURLを再度指定した場合は、本当に再送信するかどうかを選択できます。
体験したい場合は §
ココログに実験に使えるエントリを用意しました。
実験用エントリ: http://autumn.cocolognifty.com/autumnlog/2004/01/post.html
実験用エントリに対するTrackBack ping URL: http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/103521
ちなみに、上記TrackBack ping URLをWebブラウザでクリックすると当然エラーになりますが、その内容が泣かせます。
<?xml version="1.0" encoding="iso-8859-1" ?>
<response>
<error>1</error>
<message>éä¿¡å
URLãå¿
è¦ã§ã</message>
</response>
おそらく日本語のメッセージが入っていると思われますが、XML宣言でiso-8859-1を指定していたら化けちゃうでしょうに……。
このメッセージはMagSite1でエラーを検出したときに表示しますが、きっとココログのバグではなく、MagSite1のバグだと思われるんだろうなぁ。一応、ココログにレポートしておくかな。ライバルに塩を送っているような気もちょっとして、とほほ。
変更点 §
今回のバージョンの目玉はTrackBack送信ですが、それだけではありません。
リファクタリングや、作業途中で見つけた問題の解消も行われています。以下が変更点のリストということになりますが、かなり大ざっぱなものだと思って下さい。他にも手を入れている箇所が多数あります。
- TrackBackの送信
- AdminFnの全面リファクタリング
- 書き込みエラーの例外時に、innnerExceptionのメッセージも表示させる
- アマゾン情報のテーブルの最下部に隙間が出来ている
- NestedHtmlWriterを使っていないAdminWriteとAdminEditDefのCSSカスタマイズ対応
変更コスト曲線をなだらかに §
ただ単にTrackBack送信可能にするだけならもっと短い時間で何とかすることもできますが、かなりの量のリファクタリングを行うことで、作業時間が伸びているというのも事実です。しかし、これは、変更コスト曲線をなだらかにするという効能のために行うことです。つまり、今は時間が掛かっても、後のソース変更の手間を大幅に軽減するということを行っているわけです。修正に対するソースコードの健全性はアップしていると思いますので、この先の展開にも乞うご期待です。