謎のアニメ感想家(笑)、トーノZEROです。
昨日のプリキュアの感想。
あまり期待はしていませんでしたが、一応、地上波VHF放送という守備範囲のアニメの第1話なので、何とか時間を作って見ました。
セーラームーン系の戦う変身ヒロイン系でちょっと安易でアレかな、と思ったのですが、妙に好感が残ったのです。
なぜ好感を感じたのか。プロデューサーズ・コメントを見て納得しました。
何よりこれまでのヒロインと違う点は武器や道具を一切使わないこと。これは珍しい。魔法の杖も不思議なブレスレットも持ってない。自分の手で、脚で、相手を追い詰めなければならない。これぞアクションの王道!
そう。この誠実さが、好感の源だったのですね。
なんだか分からない凄い特殊効果のバンクシーンで、なぜか敵が倒れるアニメが多い中で、あくまで手足で戦わせるというのは、とても誠実です。その方が、ずっと手間が掛かるのですよ。
今回の一言 §
たぶん、セーラームーン系の戦う変身ヒロインに分類するのは誤りで、変身する格闘系というような、新しいジャンルを適用すべきものなのでしょうね。そうすると、かつて鉄拳チンミと闘将!!拉麺男で開眼した格闘アニメという私の好きなジャンルに抵触してくることになります。日曜日はただでさえ忙しいのに、見るべきアニメが増えるのは厳しいな、と悲鳴を上げてしまいそう。
2004年2月2日の書き足し §
でも、ちゃんと見返してみると、とどめは手足で刺している感じではありませんねぇ。
とはいえ、白と黒の雷のようなものが二人の身体に帯電して、それを手の平から打ち出す感じで、何だか良く分からないアニメと比較して、ずっと具体性のある描写ですね。その点で、やはり好感の印象は変わりません。