2004年03月22日
トーノZEROアニメ感想機動戦士ガンダムSEED total 3700 count

久しぶりに見るガンダムSEED、本放送から時を隔てた感想とは!?

Written By: トーノZERO連絡先

 謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!

 今日のSEEDの感想。

サブタイトル §

孤空の戦場 前編

あらすじ §

 普通の人間であるナチュラルと人工的に改良された人間であるコーディネーターが戦争する時代。

 中立の宇宙コロニーであるヘリオポリスでは、地球軍が極秘の新兵器の開発を行っていました。そこに、コーディネーターの軍隊であるザフトが新兵器を奪いに攻撃してきます。

 新兵器は奪われますが、最後の1機は主人公キラ・ヤマトが操縦してザフトに反撃します。敵にはキラのかつての友人、アスランがいました。

 しかし、ナチュラルの友達の身に危険が迫ったキラは強力すぎる兵器を撃ってしまい、ヘリオポリスは激戦の中、崩壊していきます。

 戦艦アークエンジェルで脱出した生き残りの軍人とキラ達民間人は、共に協力して戦いながら逃げることになります。

 キラ達は、この戦争の発端となった血のバレンタインの惨劇の現場を目撃します。

 そこで、アークエンジェルは、アスランの婚約者、コーディネーターの重要人物であるラクス・クライン嬢を救助します。

 アークエンジェルを救出するために地球軍の艦隊が来ますが、その艦隊はザフトから攻撃を受けます。その艦隊には、アークエンジェルに救助されたナチュラルの民間人の女の子、フレイの父親もいました。フレイは、父親を心配していましたが、キラはうかつにも大丈夫だと言って出撃します。恐怖に駆られたフレイは、ラクスを連れ出して、ラクスを人質にザフトが攻撃をやめるようにと説得させようとします。しかし、艦隊は壊滅し、フレイの父親も死にます。アークエンジェルの副長バジルールは、艦長ラミアスに無断で、ラクスを人質にして攻撃中止を要求します。

 ラクスが友達のアスランの婚約者だと知ったキラは、このような状況が良くないと思い、独断でラクスをアスランに返します。

感想 §

 TVシリーズ、機動戦士ガンダムSEEDの再編集版TVスペシャルという感じです。

 ストーリー的には、ヘリオポリスの崩壊、血のバレンタインの現場の訪問、そして、アークエンジェルにラクス嬢が来るエピソードまで。

 かなり途中をはしょっていますが、大きな見せ場だけはドカンと並んでいる感じです。

 それにしても、こうして見ると、ガンダムSEEDの序盤のインパクトの大きさは並ではないですね。ハッとさせられる描写が数々あります。

 そして、何より凄いのは、明らかに解決できない矛盾した問題を次々に情け容赦なく投げかけていること。ナチュラルとコーディネータの対立であるとか、キラとアスランの関係であるとか。

 そういう解決できない矛盾に、安易に解決策を付けないで、矛盾は矛盾としてストレートに提示すること。そのことが今の若者、あるいは子供達への説得力になったのでしょうか。それは、もののけ姫という映画が、時として大人には理解を絶する人気を若者達から得たという現象とも、どこかで通じるものがあるのかもしれません。もののけ姫における森とタタラ場の対立の問題と、ナチュラルとコーディネータの対立は、単純に割り切ることが出来ないという点で、共通性があるように感じられます。

今回の一言 §

 提供でアナウンスされる「楽しいを作る企業バンダイ」というスローガン。

 SEEDは、単純に楽しくない点に価値があるとすれば、全く相矛盾するスローガンという感じを受けますね。この部分だけ、浮いているように感じられました。

 SDガンダムフォースだったら、しっくり収まったかもしれませんが……。