謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!
今日のキン肉マンII世の感想。
サブタイトル §
第4話「万太郎反撃!必殺カルビ丼音頭?!」
あらすじ §
ウォッシュアスの匂いに誘惑された万太郎は、ヨネオが焼くカルビの匂いによって救われます。
そして、西洋便器の嫌がることをせよ、というアドバイスをもらい、万太郎は反撃します。トイレットペーパーを全て引いて技を使えなくしたり、カルビ丼のドンブリで便器に栓をした上で水を流して、ウォッシュアスの顔を水没させるなど、様々なアイデアで万太郎は勝利します。
一方、黒組第2試合はチジミマン対ケビンマスクでしたが、ケビンが来ていません。
ケビンマスクは、サウナの中で倒れていました。
感想 §
このULTIMATE MASCLEシリーズ、ちょっと単調で、しょうもないキン肉マンらしい話になるのかと半ば予測していましたが。今回は、かなりビシッと来る、キン肉マンII世らしい良い話になっていましたね。
さりげなく万太郎を手助けするヨネオというキャラクターの面白さ。彼はやって良いことと、良くないことの区別がきちんと付いている男ですね。
そして、アイデアと機転でウォッシュアスを追いつめる万太郎。あくまで、彼の身体が西洋便器であるという状況を使って、弱点を攻める展開は意外性があって面白いですね。ただ、火事場のくそ力を発揮するだけで勝つのではなく、工夫を凝らすところが良いです。
今回の一言 §
「戦いの魂の力量」という言葉が良いですね。それが問われる超人の戦い。どう見ても、敵は西洋便器超人だし、万太郎も何枚もパンツを脱いで見せたり、とてもギャグっぽい内容に見えます。しかし、本質的な部分では、何ら妥協しないシリアスなドラマをやっていると感じます。その部分にこそ、見かけだけシリアスにしているだけの軽薄なドラマと違う誠実な善良さを感じます。