謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!
今日の爆裂天使の感想。
サブタイトル §
第6話 この花園を血で洗え!
あらすじ §
前回の続きです。
ジョーも転校生として学園内に来ます。
学園内では、薬物を日常的に取っていたことが分かり、食事を食べてはいけないと言われます。
メグは一人でアンジェリークに呼び出されます。問いつめられるピンチを、ナデシコに助けられます。
水泳の授業で、メグは水中に引き込まれ、襲われます。それをジョーが助けますが、怪物も出現し、ジョーも襲われます。
ジョーは、水着の上に、制服の上着とガンベルトを付けて化け物と戦います。
メグは、セイと連絡中に襲われ、幻覚剤入りのスープを飲まされます。自白を強要されている途中で、ジョーが部屋に乱入します。
化け物の正体は、アンジェリークではなく、ナデシコだったことが分かります。
化け物の頭部がジョーに取り憑き、ジョーを精神的に苦しめます。それに気付いたメグは、頭部を撃って破壊し、ジョーを助けます。
感想 §
閉鎖的なお嬢様学校で発生する狂気と抑圧の惨劇。いかにもありそうでいて、実はあまりアニメにならないパターンかもしれません。
薬物によって脆くも崩壊していく生徒達。
そして、襲われ、自らも薬物を強制的に飲まされてしまうメグ。
化け物の頭部に取り憑かれ、銃では対処できないピンチに陥るジョー。
なかなか素敵な盛り上がりですね。
それはさておき、デザイン的な面白さも豊富ですね。シュールレアリズム(?)的な映像であるとか、何やら意味ありげな部屋の装飾であるとか。
そして、何よりベタベタでも見事なのは、水泳の授業から始まるノンストップの怒濤の展開。それによって、メグは着替える余裕も与えられず、ずっと色っぽい水着姿で、恐怖体験を積み重ねることになります。この色気が見事ですね。特に、水着姿で張り付けられるメグは、ドキドキです。こういう描写をしてこそ、アニメを見る愉悦があるというものです。
その他に、「自分の中の魔物に食われる」というジョーの言葉もなかなかに重いですね。
今回の一言 §
水着姿のままなのはメグだけではありません。ジョーは、水着のまま、ガンベルトを付け、制服の上だけを着ていました。ここで、それなりに装備を調える余裕があったのに、どうして水着を脱がなかったのか、ということが気になります。
もしかしたら、メグのお気に入りの下着を着ていたことを指摘されたジョーは、その下着を再び身につけるよりも。水着のままでいることを選んだのでしょうか。メグへの気遣いとして。