謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!
今日の爆裂天使の感想。
サブタイトル §
第8話 傷だらけの逃亡者
あらすじ §
メグを助けるため、恭平を連れ逃げるジョー。そして、組織を動員して追うセイ。
ジョーは撃たれて負傷します。
恭平はコンビニに入って包帯と薬を買ってジョーを治療しようとしますが、コンビニのおばちゃんも組織の一員で、負傷するふりをしてジョーの首を絞めます。
最悪の状況の彼らは、ホームレスに助けられます。
彼らから食事をもらい、再出発します。
ジョーは、恭平に対して、「さん」付けは不要だと言います。
そして、ジョーは恭平の名前を聞き、その名で呼ぶようになります。
目的には、セイが大人数を揃えて待っていました。
協力するための取引を持ちかけるセイ。断るジョー。
恭平の扱いで平行線となった状況で、セイは最終的にどうするかは恭平に決めさせます。
恭平はジョーを信じます。
ジョーは、セイの本当の狙いは恭平の身体の中のナノマシンではなく、カラスではないかと言います。
ジョーはジャンゴで乗り込み、巨大カラスに戦いを挑み、そして勝利します。そして、メグと恭平を助けます。
感想 §
ジョーがリードしているように見えながら、恭平もしっかりと言葉を投げかけるところが良いですね。「ダメだ、ここで撃っちゃいけない」ということは、ジョーも分かっていることですが、孤立しているとつい撃ってしまいそうになるわけですね。そのあたりで、いかに強いジョーであっても、セイ達から孤立することで、恭平の価値を認識したようなところがありますね。
日本は日本人のものじゃない、というホームレス。明日はそうなる可能性のある話ですね。
ジョーの「行くぞ恭平」の格好良さ。ここに至る盛り上げ方の上手さは素晴らしいですね。
「一生尻に敷くタイプだ」「わかってねぇな。ああいうのが上手く行くんだ」というホームレスの会話。なかなか奥深いですね。実はジョーと恭平は素晴らしいパートナーであると、見抜いた者がいるわけですね。
深夜の街を走る自動ラーメン屋台メンボット。これも面白いですね。こういう1シーンにしか登場しないアイテムをいちいちデザインして描く手間が好感です。
「珍しいな、人助けか」「あなたと同じにね」。なかなか素晴らしい台詞ではありませんか。
銃器完備のコンビニも素晴らしいです。ナイフを用意して警戒した客も思わず逃げだす壮絶さ。
そして、落下する二人を受け止めるジャンゴのシーンの格好良さや、羽の振動ででワイヤーを切るカラスの描写なども良いですね。
今回の一言 §
だから爆裂天使って好きなんですよ。背景にあたるパチンコ店の駐車場の車の中に玩具で遊ぶ子供が描かれています。しかも、ちゃんと身体を動かして遊んでいるところを作画しています。その描き方が凄く良いですね。