2004年05月30日
川俣晶の縁側歴史と文化歴史資料館巡り total 5978 count

旧大石家住宅・旧新橋停車場 鉄道歴史展示室・企画展示 ニッポンをみた!? - 幕末・明治に来日した外国人

Written By: 川俣 晶連絡先

 今日は、先週見学に失敗した、旧大石家住宅と、旧新橋停車場 鉄道歴史展示室に行ってきました。

 身体は不調ではありますが、ともかく身体を動かさないと改善はあり得ないという状況ですので、ともかく歩け歩け、と言うことが第1で、行き先は二の次という感じで決定。

 (しかし、昨日扇風機を誤って集中的に当ててしまったためか右の膝の上の筋肉が非常に痛みを感じるという問題が。それでも歩かなければならないのは、なかなかに厳しいところです)

 まず、旧大石家住宅は、ともかく先週のリベンジですから、行くのは当然。その他、「新橋駅の考古学(入手編)」などという本を買って少し読み始めたために、旧新橋停車場 鉄道歴史展示室にも行きたいと思いました。

 行きの電車の中で地図を見ると、帰りの東西線から大江戸線に乗り換えれば、汐留に出られることが分かったので、そちらにもまわることを決定。歩く量が増える分には今日の趣旨から言って何ら問題ありません。

旧大石家住宅 §

 今日は入り口が開いていて、中に入れました。さすが午前中に行っただけのことはあります。

旧大石家住宅の開いている入り口旧大石家住宅の開いている入り口 [300x225] [600x450] [750x562] [1000x750] [1632x1224]

 さっそく中に入ってみました。

 立派な古い建物があります。

旧大石家住宅旧大石家住宅 [300x225] [600x450] [750x562] [1000x750] [1632x1224]

 内部では、管理の男性が一人テレビを見ていました。そして、この「本当に5月かよ」と言いたくなるような猛暑の中、囲炉裏に火を入れていました。とても暑いですが、建物の寿命を延ばすための燻蒸だとわざわざ説明してくれました。

 古い建物を扱うのも、楽ではありませんね。

 屋根裏が広くていろいろなものが置けるのが目立った特徴でしょうか。

 そのあと、外からもぐるっとまわってから挨拶して帰りました。

旧大石家住宅縁側旧大石家住宅縁側 [300x225] [600x450] [750x562] [1000x750] [1632x1224]

旧新橋停車場 鉄道歴史展示室・企画展示 ニッポンをみた!? - 幕末・明治に来日した外国人 §

 そのあとは、汐留にまわって、旧新橋停車場 鉄道歴史展示室へ。

 その前に、隣の建物に入って、インド料理の店で昼食を取りました。けっこうサービスが良いものの店はガラガラでした。昼飯時だったのに。経営は大丈夫なのでしょうか。

 余談を書くと、ウェイトを落とすためには、良い食べ物を少しだけ食べて満足しつつ食事量を減らす戦略を取る必要があるのではないか、ということを考えてみたため、今日はあえて松屋や吉野家ではなく、やや高めの(それでも、凄く高い店は避けている)食事と相成りました。インド料理は何年ぶりだろう。私の記憶が確かなら、2002年12月14日に雑司が谷旧宣教師館に行った後、都電の雑司ヶ谷駅の近くの小さな店でそれらしいものを食べたきりでしょうか。住宅街の中の小さな商店街なのに、そんな店があるというのが実に不思議に思えた記憶があります。

 それはさておき。知識を仕入れてからもう一度、旧新橋停車場の建物を見ると、ずっといろいろなことが分かる感じですね。展示されている写真なども、よりよく分かるようになった感じです。

旧新橋停車場旧新橋停車場 [300x225] [600x450] [750x562] [1000x750] [1632x1224]

 企画展示の方は、幕末・明治に来日した外国人が描いた絵や撮影した写真等の展示ですが。外国人が見たままを切り取った資料は、日本人が描いたり撮影したものとは違う、生々しさがありますね。日本人は、つまらない日常などはなかなか描かないでしょうが、外国人は日本の日常も珍しい光景となって、それを記録する価値を感じているのかもしれません。そうすると、明らかに、日本人が残さないような絵や写真が残るわけですね。

 生々しい過去のイメージを掴むには、なかなか好適な企画だと思います。