謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!
今日のサムライチャンプルーの感想。
サブタイトル §
#2 百鬼夜行
あらすじ §
前回腕を斬られた男は、牢屋から鬼若丸を連れだし、ジゲンとジンへの復讐を始めます。
泊まるために街道の茶屋で紹介された小屋に向かうジゲン、ジン、フウ。
ジゲンは、途中で助けた女としっぽり良いムードになりますが、毒を盛られます。それは、腕を斬られた男の差し金でした。解毒剤は腕を斬られた男が持っていると言います。
ジンは、露天風呂に入っているところで、茶屋で会った情けないサムライと出会います。彼は殺し屋で、片腕を切られた男からジンの殺害を依頼されていました。一見して情けない男ですが、とても腕が立ちます。
フウは、腕を斬られた男に誘拐されます。鬼若丸は、自分の姿の醜さを誰も恐れるために、自分は一人ぼっちなのだとフウに言います。しかし、フウは、鬼若丸を怖がりません。
ジゲンは、フウを助け、解毒剤を手に入れるために来ますが、毒薬で身体の自由が利きません。鬼若丸を相手にピンチに陥ります。
腕を斬られた男は、倒れたジゲンをいたぶります。
それを助けるため、縛られたフウは体当たりします。
それに怒った腕を斬られた男は、フウを襲います。
鬼若丸は、フウを助けるために、腕を斬られた男の首を締め上げて殺します。
そのあと、鬼若丸とジゲンは互いに斬り合おうとします。
フウは、それをやめさせようとします。
鬼若丸はその言葉を聞き入れますが、ジゲンは聞き入れず、鬼若丸を殺してしまいます。
殺し屋は、依頼人が死んだと言い、ジンを殺さずに立ち去ります。
感想 §
これは驚きの構成ですね。
次々といろいろな登場人物が出てきて、主役の3人はバラバラに行動。そうして、状況が各方面に散らばりきった状況から、全ては腕を切り落とされた男の差し金であるという単純な状況に収束していきます。これは見事な構成です。
しかし、最終的に、鬼若丸を恐れないフウの存在によって、彼の仕掛けた陰謀は自らの死という結末を迎えてしまいます。
今回の見どころは2つ。
1つは、冴えないサムライです。実は凄腕の殺し屋というのは、どことなく、必殺シリーズの「婿殿」を連想させますが、それよりももっと渋い感じですね。実に面白いです。
それから、鬼若丸を恐れないフウ。この度胸だけはある活動的な女の子から見て、顔の恐ろしさなど、さしたる問題ではないのでしょう。もっと恐ろしいことをいくらでも知っているのか。この顔程度で怖がるような性格なら、ジゲンやジンと旅をしようなどと思わないでしょうね。
今回の一言 §
人の顔を覚えられないジゲン君。復讐される相手のこと覚えていないとは、実に型破りで自由奔放な男ですね。
オマケ §
音楽もいい。
そして、橋本カツヨのオープニングアニメーションも最高!
