謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!
今日のサムライチャンプルーの感想。
サブタイトル §
#4 以心伝心 其の二
あらすじ §
女郎屋の格子の向こうにいるフウを前に戦うムゲンとジン。
しかし、新興ヤクザの親分は配下を大勢差し向けます。
ジンとの戦いを邪魔され、味方を斬るムゲン。
ムゲンはこれを切っ掛けに新興ヤクザと手を切ります。
古いヤクザの息子は、新興ヤクザの女郎屋に入れられた大切な女性に汚らしい男がエッチに迫るのを見て、彼を刺してしまいます。
落とし前を付けるという古いヤクザ。
新興ヤクザは、血を流さずバクチで決着を付けることを提案します。
サイコロは新興ヤクザが、ツボフリは古いヤクザが用意するということになります。
フウは、変態客をぶちのめして女郎屋を逃げだします。
ムゲンはフウのことを思い出して、フウを助けに女郎屋に行きますが、もういません。
フウは、バクチのことを聞いていて賭場に行こうとします。
バクチの現場ではツボフリが到着しないことが問題になっていました。これは新興ヤクザが手を回した結果でした。
そこに到着したフウは、ツボフリと間違われ、着替えさせられて賭場に出されます。
フウはいきなり立派な凄腕のツボフリとして仕事をします。
古いヤクザは負けますが、約束を守る気はなく、自分の死で落とし前を付けようとします。
そこに、ちっとも追っ手が来ないから自分から来てやったぜとムゲンが来ます。
発生する斬り合い。
一人逃げだす新興ヤクザ。そのヤクザを、かつて古いヤクザの下にいや用心棒が殺します。
用心棒とムゲンは決着を付けるために斬り合い、用心棒は倒れます。
感想 §
マイペースを崩さないムゲン。実利的な新興ヤクザと致命的に話が合わないどころか、大人びた説教じみたことを言う用心棒にも、痛烈な言葉を返しますね。それだけのことが言えるのは、ムゲンが強いからというよりも、常に死ぬことについての覚悟を持って生きることができるからですね。
そして、おそらく用心棒も覚悟を決めることで、新興ヤクザを刺すことができたのでしょう。そして、覚悟はムゲンとの対決によって決着を付けたわけです。
そういう意味では、今回はこの二人の生き様のぶつかり合いのドラマだった、という見方もできるかもしれません。
今回の一言 §
それはさておき、今回のフウの行動は凄いですね。
客を引くのではなく引かせるための変な顔。そして、そんな顔に喜ぶ変態客の出現。変態客の気持ちは、ちょっと分かりますね。
そして、いきなり賭場に引き出されて、いきなり行う派手なパフォーマンス。
肩は見せるし、サイコロもいきなりはじき飛ばして「こいつ下手くそな素人だったのか」と思わせた次の瞬間、跳ね返ったサイコロがきっちりツボの中に収まる爽快さ。
フウとはいったい何者?
そして、賭場に行きたかった本当の理由は何? 実はプロ?