MSDN Library CD/DVDにはインストールイメージをサーバにコピーするnetcopy.exeが付いていて、けっこう便利に使えていました。これが一時消えて無くなりましたが、ラブコールに応えてか、最近は復活しています。
しかし、今のnetcopy.exeはどうも丸ごとコピーしているだけという雰囲気でイマイチ使い勝手が良くありません。
具体的に言えば、以下の2つのディレクトリはコピーされてもサーバのディスクを無駄遣いするだけです。
以下も、通常の運用ではおそらく不用ではないかと思います。
サービスパック類は、これらが入っていないと正常に動作しないから収録しているのでしょうが、環境の準備の時にしか必要のないもので、いつでもサーバでスタンバイしている必要はありません。また、きちんとした管理が行われているサーバであれば、別途サービスパックは用意されていて、それと重複するものをサーバに置くことは無駄であると言えます。更に言えば、何かあったときに他の版も参照するために、複数のMSDN Libraryをサーバ上に置いておくとすれば、同じものが複数サーバのディスクを占有することになり、無駄です。昔は、netcopy.exeによって、必要なファイルのみコピーしてくれるという効能を期待したようなところがありますが、今のnetcopy.exeはそれの期待に応えてくれていないのかもしれません。
まあそれはともかく §
今日はMSDN Library July 2004の英語版と日本語版をnetcopy.exeでサーバに入れようとしたら、ディスクが足りないというメッセージを見る羽目になってしまいました。
古い版をごっそり削除したので、当面、容量の問題は起きないと思いますが、そろそろ残り容量と戦いながらサーバを使わねばならない状況に直面しそうです。
75GB×3のRAID5 (WindowsのソフトRAID)ですが、まあ思ったより長く耐えてくれたな、という感じでしょうか。しかし、どんな大きなHDDも必ず溢れるという経験則は正しかったようで。