2004年07月08日
トーノZERO海外映像作品感想ファインディング・ニモ total 4021 count

物忘れの激しいヒロインの破綻した魅力炸裂、本当によい子に見せていいのか!?

Written By: トーノZERO連絡先

 謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!

 ファインディング・ニモの感想。

あらすじ §

 人間にさらわれた息子ニモを追いかけて、カクレクマノミの父親のマーリンは必至に旅をします。

 ニモは、水槽で飼育された多くの仲間を得ます。

 マーリンは水槽に辿り着きますが、脱出のため死んだふりをしたニモを見て、ニモは死んだと錯覚します。ニモは必至に脱出して、マーリンと合流します。

感想 §

 ストレス溜まったので、発売日にDVDを買ってしまいました。某店のポイントで。

 まず面白かったのがDVDのメニュー。思いっきり面白いことを喋りまくって、いつまでも聞いていない気分にさせられますね。

 作品は全体的に良かったと思います。魚視点で見る世界は面白いですね。特にポンプに水槽内部から迫っていく描写は、新鮮なビジュアル体験ですね。

 ニモが強くなって、最後には自分でポンプを止めに行くシーンも良いですが、マーリンの方も旅を通じて父として強くなるところが良いですね。

 それはさておき、何と言っても凄いのはドリー。物忘れが激しい女。とんでもない破綻者ですね。こんなキャラが平然と登場するあたりが、間違いなくこの映画の凄さです。本来、王者であるはずの製作者側が、こんな破綻したキャラを登場させてくるのはある意味で意外であり、同時にだからこそ王者であるのだと納得させてくれます。

今回の一言 §

 あ、ラセターさんありがとう、まだほとんど見てないや。困った困った。