謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!
今日のレジェンズの感想。
サブタイトル §
#18 ゾンビわんさかベタつき模様
-WHO'S AFRAID OF SLIMY SPECTER ?-
あらすじ §
ランシーンは、スケルトンを呼び出します。
スケルトンは、ゾンビの大群を使って植物を腐らせます。
マック達は、それがレジェンズの仕業ではないかと疑います。ハルカはレジェンズと聞いて、彼らの後を追います。
彼らはゾンビに襲撃されます。シロンはリボーンしますが、追いつめられます。
そこにランシーンが登場します。
マックはランシーンに心を取り込まれ、リボーンし、グリフィンに変身します。
グリフィンの身体に大量のゾンビが取り付き、グリフィンは暴れ回ります。
ビッグフットとグリードーも来ます。
レジェンズ達が合体し、ゾンビは全滅します。
感想 §
再びランシーンによって語られる人類こそが悪であるという思想。
人類が終末を迎えるという終末思想は、20世紀末に人類が滅びるという思想に結びついていて、21世紀に入った今、それは力を失ったかに見えました。しかし今、こうしてランシーンの語る滅亡への誘惑に感じられる説得力と甘美さ。これはいったいどうしたことでしょうね。
まさか宗教的テロの時代に入った結果、再び終末願望が説得力を持ち始めた?
もちろん、ただ単にテロの時代と言うだけなら終末願望とは結びつきません。しかし、それが宗教的な側面を持つとすれば、それは終末願望に結びつきやすいと言えますね。
今回、特に良かったのは、マックを守ろうとするとシュウ、メグ、ディーノの3人。彼ら3人は、はっきりと何が起こるかを知った上で、それでも真剣にマックを守ろうとしています。外野のハルカなど入り込むゆとりもないぐらいの本気です。この本気さは、なかなかアニメではお目にかかれないものですね。
今回の一言 §
一時、事態から隔離されるハルカ。しかし、壁が崩壊して、そこで起きていることをが見えてしまいます。事態を目撃してしまったハルカは呆然とし、もはやミーハーではいられませんね。この視線が素晴らしい演出です。