2004年08月08日
トーノZEROアニメ感想レジェンズ ~甦る竜王伝説~total 2967 count

終末願望が、宗教的テロの時代に入って再び説得力を持ち始めた証明となるドラマ!?

Written By: トーノZERO連絡先

 謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!

 今日のレジェンズの感想。

サブタイトル §

#18 ゾンビわんさかベタつき模様

-WHO'S AFRAID OF SLIMY SPECTER ?-

あらすじ §

 ランシーンは、スケルトンを呼び出します。

 スケルトンは、ゾンビの大群を使って植物を腐らせます。

 マック達は、それがレジェンズの仕業ではないかと疑います。ハルカはレジェンズと聞いて、彼らの後を追います。

 彼らはゾンビに襲撃されます。シロンはリボーンしますが、追いつめられます。

 そこにランシーンが登場します。

 マックはランシーンに心を取り込まれ、リボーンし、グリフィンに変身します。

 グリフィンの身体に大量のゾンビが取り付き、グリフィンは暴れ回ります。

 ビッグフットとグリードーも来ます。

 レジェンズ達が合体し、ゾンビは全滅します。

感想 §

 再びランシーンによって語られる人類こそが悪であるという思想。

 人類が終末を迎えるという終末思想は、20世紀末に人類が滅びるという思想に結びついていて、21世紀に入った今、それは力を失ったかに見えました。しかし今、こうしてランシーンの語る滅亡への誘惑に感じられる説得力と甘美さ。これはいったいどうしたことでしょうね。

 まさか宗教的テロの時代に入った結果、再び終末願望が説得力を持ち始めた?

 もちろん、ただ単にテロの時代と言うだけなら終末願望とは結びつきません。しかし、それが宗教的な側面を持つとすれば、それは終末願望に結びつきやすいと言えますね。

 今回、特に良かったのは、マックを守ろうとするとシュウ、メグ、ディーノの3人。彼ら3人は、はっきりと何が起こるかを知った上で、それでも真剣にマックを守ろうとしています。外野のハルカなど入り込むゆとりもないぐらいの本気です。この本気さは、なかなかアニメではお目にかかれないものですね。

今回の一言 §

 一時、事態から隔離されるハルカ。しかし、壁が崩壊して、そこで起きていることをが見えてしまいます。事態を目撃してしまったハルカは呆然とし、もはやミーハーではいられませんね。この視線が素晴らしい演出です。

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