謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!
今日のF-ZEROの感想。
サブタイトル §
第46話「伝説の男」
あらすじ §
ドクターとジョディは、過去を回想しながら、リュウが2201年に呼ばれた理由と、その後の経緯について説明します。ファルコン伝説と呼ばれる伝説があることが示されます。また、この宇宙にはビッグバンで生み出された6つのリアクターマイトがあり、それを全て手に入れると宇宙を支配できることが明らかになります。そして、世界を救う救世主としてリュウが2201年に呼ばれたことが明らかになります。
一方、ブラックシャドーとミスキラーも過去を回想しながら話をします。実は、これまでにブラックシャドーが仕掛けたいろいろな出来事は、リアクターマイトを育て、それを手に入れるためのものだったことが明らかになります。また、ブラックシャドーは、謎の男、バーサーカーは資金集めのために必要だと言います。
ゾーダが、ファルコンとブラッドファルコンが消えた鍾乳洞にいると知った高機動小隊は出動します。リュウはゾーダと対決しますが、鍾乳洞は崩壊し、ゾーダは逃亡しました。
リュウは、ブラックシャドーを倒すために2201年にいると確信します。
感想 §
2201年と言葉で言われると、お年寄りはドキッとしてしまいます。
もちろん、時に西暦2199年と言われてもドキッとしますが。それはもうお約束の世界ということで、今更驚きはしません。しかし、2201年というのは「さらば宇宙戦艦ヤマト」の設定年代で、しかも映画の冒頭でバッと印象的に提示される数字です。ガンダムすらまだ存在しない時代には、他に見るものもあまり無く、1つの作品がとても深く印象に残ってしまいます。しかも、「さらば宇宙戦艦ヤマト」は忌むべきものとして業界で話題になることも少なく、それに関する話題に触れることは極めて少ないと言わざるを得ません。そんな状況では繰り返し聞くことで免疫ができるわけもなく、いきなり2201年と聞くと、やはりドキッとさせられるのはやむを得ないことでしょうね。
それはさておき、今回の内容はほとんど総集編、過去のフィルム(ではないかもしれませんが)の再利用と言うことになります。ファルコン伝説を説明しよう、とドクターが言った割には、ファルコン伝説よりもリュウの行動の回想の方が多いですね。しかし、総集編と言っても、ある出来事に対して、別の視点で関係した人達の別の解釈が語られるわけで、けして退屈するような内容ではないのが良いですね。今や、総集編でいかに芸を見せるかは1つのポイントになっている感じがありますが、なかなか面白いことをやってくれますね。
それはさておき、新作カットだと思いますが、リュウが生きて帰ってきたときに見せるルーシーの表情が、珍しくヒロインらしい可愛いものだったのが1つの収穫ですね。
今回の一言 §
実はファルコンがジョディの兄だということを知っていたドクター。ジョディも真相を知らされていなかった側だったのですね。