2004年09月08日
トーノZEROアニメ感想爆裂天使 total 3523 count

女同士で異常接近、危ないムードの戦闘生命体とただの女の子!?

Written By: トーノZERO連絡先

 謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!

 今日の爆裂天使の感想。

サブタイトル §

第22話 恋する悪魔

あらすじ §

 ジョーの過去が明らかになります。

 ジョーは優秀な戦闘生命体として、遺伝子操作で生まれました。サイボットとペアとなる戦士であり、これまで光る脳を持つサイボットとしてセイ達が追っていたものがそれにあたります。

 かつて、それらの戦闘生命体の最終試験として殺し合いが行われました。そこで、マリオが勝利しますが、ジョーはかすかに息が残り、海に流されていました。(それをメグが助けたことで、二人は一緒に行動するようになるわけです)

 ジョーは敵に捕らえられていました。

 マリオは、ジョーを殺してメグを自分のものにすると宣言して、勝手にサイボットでジョーを連れ出します。

感想 §

 メグと出会う前のジョーは謎に包まれていましたが、ここで明らかにされましたね。

 そこまでは、ある程度予測できたことです。しかし、マリオがまるでレイプでもしかねない勢いでメグを床に押し倒すシーンは、妙なドキドキ感があります。マリオの真意は分かりませんが、彼女から見てジョーは、ある意味で羨ましい存在なのかもしれません。メグというパートナーがいるということも含めて。

 そして、マリオ、ジョー、メグの3人の関係に、オタクの視聴者の目を意識する雰囲気はありません。この3人は、お互いに相手を見、その視線を意識するのみです。

 違法改造車を持っている若者達を厳しく取り締まる警官もなかなか面白い描写ですね。ルールを守らない相手に強権を発動する爽快感と、正義の名の下に行使される過剰な暴力への恐怖が同時に感じられます。

 ジョーを助けに殴り込もうとする鷹も熱い人情の感じられる良いシーンですね。

今回の一言 §

 メグの監禁描写は凄いですね。音や衝撃を吸収する白い壁? それに目隠しをされて閉じこめられる恐怖感。しかも、心細そうに部屋のコーナーに小さくなっているメグという描写がグッと来ますね。この監禁シーンは本当に怖いです。これだけ怖く描いたのは立派です。