2004年09月15日
トーノZEROアニメ感想爆裂天使 total 3183 count

人の形をした戦闘兵器には、やはり人の感情が芽生える!?

Written By: トーノZERO連絡先

 謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!

 今日の爆裂天使の感想。

サブタイトル §

第22話 赤い海の処刑場

あらすじ §

 マリオは、ジョーを倒せばメグが自分のものになると思っていることをメグに告げます。

 しかし、メグはそれを拒絶します。

 マリオはメグも殺すことに決めます。

 ジョーとマリオは戦い、ジョーが勝利します。しかし、マリオにとどめを刺しません。

 マリオは戦闘意欲が全くなくなってしまいます。そして、力を使いすぎて倒れたジョーをメグのところに連れて行きます。

 マリオに再プログラムを受けろという命令が出されますが、マリオは拒絶します。

 サイボット大群がマリオを襲います。マリオは、ジョーとメグを逃がし、自分はそれらと戦います。

感想 §

 ジョーは魅力があります。

 そして、マリオも。

 マリオの魅力というのは、アンバランスな純情さですね。

 ジョーさえ倒せばメグを手に入れられるという、あまりに子供っぽい発想。そもそも、なぜメグなのか。ただ単に、ジョーの持ち物が欲しくなっただけ、という感じもあります。

 そして、それが達成できないと知ったときに、メグも殺すという発想に一気にエスカレートしてしまうところ。それもまたアンバランスな純情さ。

 戦いに敗北した後で見せる優しい表情も、マリオ本来の表情なのでしょうね。

 そして、ジョーが好きだと言い、ジョーとメグのために身体を張るマリオ。行動が極端ではありますが、最大限の好意ですね。

今回の一言 §

 敗北を通じてマリオが何かを学ぶ話である、と見ることもできますね。学び、成長することは、1つの希望です。それが、作られた兵器であろうとも。