2004年10月07日
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遙か海上で海水にふやけるハルカ!?

Written By: トーノZERO連絡先

 謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!

 今日のポケモンの感想。

サブタイトル §

「グラードンVSカイオーガ!(前編)」

あらすじ §

 海に投げ出されたサトシ達は、マグマ団の潜水艦に救われます。

 マグマ団は、超古代ポケモン、カイオーガと、グラードンを操る緋色の玉を持っていました。

 一方、アクア団は、グラードンと、カイオーガを操る紅色の玉を持っていました。

 両者はポケモンの交換を約束していました。

 しかし、マグマ団に潜入したアクア団のイズミは、カイオーガを解放してしまいます。

 カイオーガはアクア団にコントロールされ、マグマ団の母船を沈めてしまいます。

 一方、ピカチュウは緋色の玉を身体に中に入れてしまい、苦しみます。そして、サトシとピカチュウはマグマ団に捕らえられ、連れ去られます。ハルカ達は海に投げ出されますが、ワタルの赤いギャラドスに助けられます。

 ワタルはマグマ団に潜入捜査をしていました。

 ロケット団は、悪の上前をはねると称してカイオーガを手に入れようとしますが逆襲され、カイオーガは逃げだして暴れ出します。

感想 §

 いつものポケモンAGとはちょっとムードが違うシリアスドラマです。

 特に、本物の悪が出現し、悪と悪が戦うところの迫力は凄いですね。どちらも、相手の裏をかこうと、スパイを潜入させているあたり、どこまで本当のことを言っているか分からない怖さを感じさせます。しかも、正義と悪の戦いというよりは、2つの悪の戦いです。どちらかを応援すれば良いというものではありません。その上、そこにロケット団までがしゃしゃり出てきます。一応正義と言えるのは、潜入捜査中のワタル一人だけ。しかも、ギャラドスをハルカ達の救出に向かわせたり、全力で戦うこともできません。何とも非力です。

 そんな状況で見どころなのがサトシの態度ですね。マグマ団のリーダーから、いかに綺麗な言葉を聞こうともけして心を許しません。あくまで、おまえ達は悪者だ、と厳しく糾弾する態度を変えません。この一途さがサトシの良いところではありますが、一方であまりに無謀でありすぎる、という感じもあります。この危うい無謀な雰囲気を描けているところが、さすがポケモンですね。

今回の名台詞 §

ハルカ「わたし、もうふやけてきちゃったかも」

 海に浮かぶハルカの名言です。

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