2004年11月06日
トーノZEROアニメ感想ケロロ軍曹 total 4002 count

秋空の下、屋根の上で将棋を指す姿も妙にはまるドロロとサブロー!?

Written By: トーノZERO連絡先

 謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!

 今日のケロロ軍曹の感想。

サブタイトル §

第32話

「ケロロ 動物隊員大集合 であります」

「ギロロ ネコは言いたい であります」

あらすじ「ケロロ 動物隊員大集合 であります」 §

 地球には人間よりも強い動物がいると知ったケロロは、動物を戦士にするボクラハミンナイキテイル銃を使って仲間を増やそうとします。

 しかし動物にもみな事情があり、仲間を増やすことはできませんでした。

あらすじ「ギロロ ネコは言いたい であります」 §

 かつてギロロに助けられた猫がギロロのところに来ます。

 ギロロは、松ぼっくりを手榴弾と勘違いします。ギロロはそれをペンダントに加工し、夏美にプレゼントしようとします。手榴弾と勘違いさせる護身用です。

 しかし、夏美を前にそれを言い出せません。

 猫はボクラハミンナイキテイル銃で人間に変身し、夏美に「鈍感女」とだけ言って元の姿に戻ります。

 その様子を、屋根の上で将棋を指しながら、ドロロとサブローが見ていました。

感想 §

 前半のお笑い。後半のしっとりした話。この2つが、ボクラハミンナイキテイル銃というアイテムによってつながっているところが綺麗ですね。

 後半の話は、おそらくそれ単体では成立しません。ボクラハミンナイキテイル銃というアイテムは、お笑いのアイテムであって、しっとりとした話には向きません。しかし、前半のお笑い話によって、ボクラハミンナイキテイル銃の存在は視聴者に印象づけられていて、ごく自然にそれが存在するという前提で猫の行動に感情移入して見ていることができます。

 そして、前半のお笑いもなかなか奥深いですね。動物たちの本音が言葉として分かると言うことは、いかに人間が勝手に思い込んだイメージと違うものであるか。

 後半は、可愛い猫ちゃん、可愛いギロロちゃん(笑)の他に、屋根の上で将棋を指すドロロとサブローが妙に良い味を出していますね。秋空の下、トンボが飛んでいたりして。

今回の名台詞 §

サブロー「あの子猫ちゃん、もっと言いたいことがあっただろうに」

 この台詞ですよ! これが存在することで、この作品は非常に印象深い良い仕上がりになっていると思います。猫ちゃんではなく、第三者のサブローがこれを言うからこそ、良い印象が残るというものです。

感想 裏モード §

 裏のアニメ感想家(クックック)、裏トーノZEROのよい子が知らなくても良いアニメ感想行ってみよう!

 今日のケロロ軍曹の感想……と思ったけど、大したネタは出てきやしないぜ。

 強いて言えば、クルルがボクラハミンナイキテイル銃を出すときがドラえもん風だけど、それは誰でも分かるよな。

 ま、こんな日もあるかな。