昨日のアニメ「ケロロ軍曹」が「小さな旅に出てみよう」などと勧めるものだから、知っているはずの場所からちょっとだけはずれた道を歩く「小さな旅」に出てみました。
題して、「旧淀橋区角筈周辺散策」です。
といっても、これらはあとから理屈を付けたもので、最初からそれを目的に出かけたわけではありません。
もう1つ気になったこと §
実はもう1つ気になったことがありまして、麦茶さんご推薦のお伽草子 第15話「新宿」で、新宿中央公園周辺がリアルに描写されています。そこで熊野神社という神社が出てきますが、「ええ、そんなの知らなかったよ」と思ったので確認したかった、ということもあります。
いざ出発、まずは買い物 §
まずは新宿ヨドバシで、「ハウルの動く城」のサントラCDを購入。三拍子(ワルツ)のテーマソングが非常に良かったので。
そして、地下に降りて、前々から買おうと思っていた自宅の録画PC用のマウスを購入。ボタンがチャタリングを起こしていたので買い換えです。マウスはいつもマイクロソフトのある程度以上高級なモデルを買っていますが、これに関しては使用頻度が高くないので、知らないブランドの安いマウスを買ってみようと思っていました。なので、リックスという見知らぬブランドのオプティカルマウス800dpiというものを買ってみました。これがどの程度使えるかはまだ未開封なので分かりません。
いざ進め西へ §
というわけで、そのままテクテクと西に歩きました。
都庁の脇を通って、新宿中央公園へ。
このあたりは、かつては淀橋浄水場があった場所です。
現在は新宿区ですが、かつては淀橋区という「区」の一部だったと思います。ヨドバシカメラのヨドバシの由来はおそらくこれでしょう。
そして、より具体的な地名は角筈(つのはず)と呼ばれていたはずです。
本当にあった熊野神社 §
熊野神社の実在は地図上で確認済みでしたが、その目で存在を確かめることができました。
中央公園を北西に突っ切って向こう側の道を南下すると、確かにあります。
もっとも、宗教施設に入るのは気が進まなかったので、入り口を見ただけでそのまま南下続行。
何と角筈という地名が残る建物が §
新宿中央公園が途切れる交差点の西の向かい側に、角筈区民センターという建物がありました。
もう跡形もなく消えてしまった角筈という地名が残っているのが妙に感動的です。
淀橋の名前がヨドバシカメラで残ったように、角筈の名前もこの施設に残ったようです。
更に出くわす面白い発見 §
その交差点の南側には、でかでかと作業服と掲げた面白い雰囲気の店がありました。
さすが世界に冠たる新宿ですね。
作業服、世界一安い!!などという手書きの文字が世界の新宿を印象づけています。
小さな旅に出てみよう。 §
やはり、ケロロ軍曹(正確には登場人物のサブロー)の勧めに従って「小さな旅」に出るのは価値があったようですね。
知っているはずの場所から、道を1本隔てだだけの未知の場所を歩くだけでもいろいろと発見があります。
こういう小さな旅は本当にお勧めかもしれません。