2005年01月29日
トーノZEROアニメ感想ケロロ軍曹 total 11808 count

納豆のねばねばに全身を絡め取られる肌も露わな半裸の夏美!?

Written By: トーノZERO連絡先

 謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!

 今日のケロロ将軍、もとい軍曹の感想。

サブタイトル §

第43話

「ギロロ 泣けない赤鬼 であります」

「ギロロ 飛び出せ節分! であります」

あらすじ「ギロロ 泣けない赤鬼 であります」 §

 ケロロは、赤鬼と青鬼の昔話を読んで泣きます。

 そして、その結末を都合良く変えたシナリオで夏美の好感を得る作戦を考えます。

 サブローのラジオで伏線を仕掛けたり、宇宙ヒルに夏美を襲わせ、一晩中ガンプラうんちくを聞かせたりと、恐ろしい作戦が始まります。しかし、タママが手順を間違え、ケロロが必死に説明するところを夏美に聞かれてしまいます。

 作戦を知った夏美に、ケロロはやられてしまいます。

あらすじ「ギロロ 飛び出せ節分! であります」 §

 ケロロは、前半の続きで赤鬼を目指すと宣言し、赤鬼格好になります。

 しかし、節分の日であったため、夏美から豆をぶつけられます。

 そこで、ケロロは夏美に逆襲する作戦を思いつきます。クルルのメカで、夏美に鬼のコスチュームを着せ、あらゆる大豆製品を叩き付けます。最後には、納豆をぶつけると脅し、日向家の全権を奪い取ろうとします。

 ギロロが夏美を助けに来ますが、落とし穴に落とされてしまいます。

 冬樹は、夏美のコスチュームが鬼ではなく雷様であることに気付きます。

 自分のコスチュームが雷様だと知った夏美は、背中の太鼓を叩いて雷を発生させ、逆襲します。

 夏美は、助けてくれたギロロにお礼のケーキを作ります。

 ケロロは次に「赤ずきんちゃん作戦」を思いつきます。

感想 §

 クルルに突っ込まれるならともかく、モアにまで「っていうかお涙頂戴?」と突っ込まれる哀れな赤鬼さんと青鬼さん。突っ込むモアも、意外と残酷 (笑い。まあ、それがモアの立場ではありますが。

 豆をぶつけられて「ぷりぷり」怒るシーンが、途中から「ポリポリ」豆を食べるシーンにすり替わるのも面白いですね。

 大豆製品を探しているケロロがタコを口にくわえている描写が妙にさりげなく面白いですね。

 前半で壊れた秘密基地へのハシゴが、後半もちゃんと壊れたままなのも、さりげなく凝った描写ですね。

 ギロロが実験動物扱いというのも、不謹慎ながら笑えます。しかし、ギロロが身体を張って戦ったことは、ちゃんと夏美にも伝わっているようですね。最後に、ちゃんとケーキを作ったというのが、なかなか暖かい良い話ですね。報われるギロロ、というのはこの作品の1つの特徴かもしれません。それゆえに、気持ちよく見ることができる面がありますね。

 EDはギロロの絵描き歌。そうか、ケロロ小隊の全員があるのですね?

いけない感想 §

 クルルの銃で鬼になる夏美。

 この色っぽさ!

 しかも、豆をぶつけられたり、酷い目に遭わされて最高ではないですか。まさに、好きな女の子をいじめてしまう男の子感覚?

 つまりは愛です。愛情ですね。

 いや、ケロロが愛を感じているかは分かりませんが。

 更に、凄いのは全身納豆まみれの夏美!という妄想シーンが飛び出すことですね。ねばねばに全身を絡め取られる半裸の夏美! なんてドキドキいや~んな素敵な世界!

 しかも。しかもですよ。

 そんな状況から鮮やかな大反撃する夏美の格好良さもあり。太古を叩いて雷攻撃する夏美が最高ですね。

今回の名台詞 §

夏美「私にも見せて」

ケロロ「はい」

 秘密の文書をこんなにあっさり見せてしまうケロロは素晴らしいボケ役ですね。

感想 裏モード §

 裏のアニメ感想家(クックック)、裏トーノZEROのよい子が知らなくても良いアニメ感想行ってみよう!

 よい子のために、当てにならないネタの解説をザザッと行くぜ。

 むかし、まんが日本昔ばなしというアニメ番組があって意外にも人気があって長期間続いていたんだな。もしかしたら、赤鬼と青鬼の話の描写はこれと関連があるかもしれないが不確かだな。クックック。

 サブローのラジオ放送を聴いているギロロのラジオ、おそらく何かのモデルがあると思うが分からないな。残念。

 本編ではないが、CMでテロップが出た「やったねパパ!! 明日はホ……」というのは、吉野家のTVCMのネタだ。パパが男の子に牛丼をお土産として持ち帰ってくると、男の子は「やったねパパ! 明日はホームランだ!」と叫ぶんだぜ。CMまで濃いネタで攻めてくるとは、おそるべしケロロ軍曹。

 話は前後するが、後半のサブタイトル「ギロロ 飛び出せ節分! であります」は飛び出せ!青春というTVの青春ドラマのタイトルのもじりだな。「これが青春だ!」とか、そういう青春もののドラマの1つだな。クックック。

 ギロロの「夏美、いじめた」という台詞は、「さすがの猿飛」という1980年代のアニメの主人公、肉丸君の台詞「魔子ちゃん、いじめた」だろうな。好きな女の子がいじめられると無条件で助けに来るのは、肉丸君もギロロも同じだな。時代が変わっても、男の子と女の子の関係は同じというべきか。それとも、ギロロが時代遅れなのか。クックック。